「学生時代に頑張ったこと」って知ってますか？

こんにちは。

現役女子高生の突撃類人猿と申します。

突然ですが皆さん、「学生時代に頑張ったこと」ってご存知ですか？

「学生時代に頑張ったこと」とは、就職活動するときに必ず履歴書に書かされる 事故 自己ＰＲです。

就職活動では基本的にガンガン自己アピールすることが求められます。

今までの人生で何度も目立ってきたシャイニング人間には自己アピールなど造作もないことでしょうが、私のような地獄のドブ川に生息する蛆虫のような人生を送ってきた人間にとっては、これはかなりの難関です。

実際、私は就活のときの自己アピールが嫌すぎて、毎日面接官に日本刀で刺されるという夢分析するまでもない悪夢を見ていました。

現代における石抱（いしだき）と言っても過言ではないくらい辛く苦しい自己ＰＲですが、その中でもとくに苦しいのが「学生時代に頑張ったこと」です。

石抱（いしだき）：石の座布団をどんどん膝の上に乗せられる拷問。別名、拷問版笑点。

私は基本的に学生時代には何も頑張っていませんでした。

むしろ、頑張らないことに全力を出していました。

落第しないギリギリの点数を取るのが美しいと思っていたタイプです。

ナチュラルボーンのチキンレース依存症という人生において何の得もない性格なのです。

突撃類人猿＠頑張らないな私なので、学生時代に頑張ったことを考えるのは当然苦労します。

いっそのこと嘘のエピソードを書いてしまおうかと思いましたが、就活での嘘がバレたら石抱の刑に処される可能性もあるので、迂闊なことはできません。

前門の自己ＰＲ、肛門 後門の石抱。

進退窮まった私は、自分が頑張ったことを正直に書くことにしました。

その内容が以下です。

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私が学生時代に最も力を注いだのは，部活の同期であるS君をゴリラ呼ばわりすることです．
私はとある部活動に所属しており，その同期にS君という人がいました．
S君は私の目から見れば信じられないくらいのゴリラ顔面を有していて，私は彼と顔を合わせるたびに笑いを堪えるのに必死でした．
しかし、最初のうちは「おまえってゴリラみたいだな」などと言えるはずもなく，私は悶々とした日々を過ごすことになります．
とはいえ、厳しい部活動を共に乗り越えることによって生まれる信頼関係は大きく，2回生になるころには自然とS君のことをゴリラと呼ぶことができるようになっていました．

S君のことをゴリラと呼べるようになり，私は一旦は胸をなでおろしたのですが，すぐに新たな問題が発生しました．
それは，他の人が誰も「S君＝ゴリラ」という認識に共感してくれなかったことです．

この問題により，私はまたも悶々とした日々を過ごすことになりました．
本来ならば誰がどう見たってゴリラなのに，みんなに理解してもらえないというのはとても苦しいことです．

ひょっとしたら自分のほうが間違えているのかもしれないと思ったこともあります．
しかし，ここで諦めたら私のためにもS君のためにもならないと思い，私はS君をゴリラ呼ばわりすることをやめませんでした．

その結果，私が4回生になるころにはS君は同期はもちろん、後輩からもゴリラ呼ばわりされるようになります．
あまつさえ，部活動に何の関係もない彼女からもゴリラ呼ばわりされているそうです．
私の諦めない心がみんなの認識を変え，さらにはS君自身のゴリラ性を呼び起こすことができたのだと思います．
私は部活動を通じて諦めない心を学ぶことができました．

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就活では努力して困難を乗り越えたエピソードがウケやすいという風潮があります。

上記の「学生時代に頑張ったこと」には努力も困難の達成も含まれているので、自己PRとしてはなかなかクオリティーが高いと自負しています。

しかし、残念ながら私が履歴書に上記のPRを書いた会社は全部落ちました。

S君の怨念でしょうか？

というわけで、私は今「学生時代に頑張ったこと」を聞かれなかった唯一の会社に在籍しているわけなのです。

今日は柄にもなく就活お役立ち情報を書いてしまいました。

皆さん是非とも就活をしているお友達にこのブログを教えて、私のアフィリエイト収入に貢献してください。

学生時代に一番頑張ったことが私のアフィリエイト収入への貢献っていうのも悪くない青春だと思いますよ！