アニメ選球眼って知ってますか?
こんにちは。
現役女子高生の突撃類人猿と申します。
突然ですが皆さん、アニメ選球眼ってご存知ですか?
アニメ選球眼とは、アニメ供給過多時代を生き抜くためのシックスセンスです。
皆さんはこういう画像をネットで見たことはありませんでしょうか?
画像大きくてすいません
次のクールに始まるアニメをリスト化した画像です。
私の知る限り、少なくとも5年前くらいからこの手の画像は毎クール作られています。
毎クール、気がついたらネット上に湧き出てきているため、実はAIが作っているのかもしれません。
ネット七不思議です。
あと、この画像は前クールのリストなのですが、見たことも聞いたこともないアニメも紛れています。
本当に前クールに放送していたのでしょうか?
本当は放送してないアニメを紛れ込ませても誰も気づけないような気がします。
しかし皆さん、この画像を見て思わないでしょうか?
「こんなにたくさんあるアニメの中からどれを見ればいいんだ?ナメてんのか?」
そう、今はアニメ供給過多時代。
全てのアニメを見ることは到底不可能。
ですから、視聴者は自分に合ったアニメを自分で見抜くアニメ選球眼を鍛えないといけないわけです。
今回の記事では、アニメ選球眼を鍛えるトレーニング法を1つご紹介します。
その名も「未来予知アニメビンゴ」です。
未来予知アニメビンゴでは、リスト画像からそのアニメの1話の展開を予想するビンゴを作成し、実際に見て答え合わせをします。
これを繰り返すことで、リストを見ただけでアニメの内容が手に取るようにわかり、自分に合った作品を選び出すことができるという寸法です。
この技量が極まると、本編を見なくても展開がわかるので、アニメを見る必要すらなくなります。
それでは、実際にやってみましょう。
今回リストからチョイスしたアニメはこちら。
「3D彼女 リアルガール」です。
一瞬、女の子が男の子の首をひもで締めているように見えましたがヘッドフォンのひもをジャンプしながら握っているだけでした。
それはそれで意味がわかりませんが…
この画像から読み取れる情報は何があるでしょうか?
まず男女2人がキービジュアルにいて3D彼女というタイトルなので、恋愛アニメかな?という推測は立ちます。
また、3D彼女の「3D」というフレーズにも意味がありそうです。
あとは、出演声優の欄を見ると男女比が半々くらいなのでハーレム系とかではないのかもしれません。
以上の推測から私が作成したビンゴが以下です。
やはり3D彼女というからには、彼女が飛び出してくるのでしょう。
主人公?の男の子が眼鏡をかけていてオタクっぽいので、2次元から彼女が飛び出してきて俺の人生がハチャメチャになっちまった~!みたいな感じじゃないかと予想します。
あとは、画像ではヘッドフォンが印象的に描かれているので、音楽的な要素も多く取り入れられてそうです。
というわけで、音楽+オタクという要素から、ボーカロイドが飛び出してきてハチャメチャという路線に全賭けします。
また、2次元から飛び出してきた彼女と共同生活を送るには、両親の存在は邪魔かなと気を利かせて、一人暮らし設定もプラスです。
右下の項目は何も思いつかなかったので、画像から見たままの情報を入れておきました。
それでは、答え合わせに本編を視聴してみましょう。
「遅刻遅刻~」と主人公が走っているところで、主人公のカバンにアニメキャラのキーホルダーがついているのが映りました。
主人公がオタクという読みは当たっていたようです。
しかも、カバンにアニメキャラのキーホルダーというスクールカーストを下げるリスクのある行為を堂々と行うあたり、男気にも期待できそうな予感がします。
場面が変わって、主人公が学校に到着しました。
先生「筒井光に五十嵐色葉。遅刻の罰としてプール掃除しとけよ~」
あれ!?もう彼女がいるじゃん!?
彼女はボーカロイドだったのでは!?
冒頭1分で一番自信があった真ん中のマスが潰されてしまいました…
ヒロインの五十嵐さんは美人+素行が悪いことで有名人だそうで、オタクで日陰者な主人公は
「3次元の女の嫌なところばっかり集めたような、俺の最も嫌いなタイプ。」
と称しています。
冒頭から主人公がディスり全開で意外な狂暴性を発揮してきました。
この狂暴性からの男気発揮にも期待したいところです。
そしてOPが始まりました。
タイトルの「3D」部分は別に飛び出していませんでした。
嫌いなタイプの女の子とプール掃除することになり、へこんでいる主人公のもとに友人が慰めに来てくれました。
cvは蒼井翔太さんだったので、ビンゴ的にはオカマキャラを期待しましたが、まさかのネコ耳獣人でした。
この後、二人でプール掃除してたらプールに落ちてビショビショになったり、主人公がヒロインに童貞を看破されたり、というラブコメっぽいイベントが起こりますが、ビンゴに関係ないので画像は割愛します。
プール掃除が終わり、主人公は獣人の友達とハンバーガーショップに繰り出します。
そこに中学校の時の同級生が現れ、「まだオタクやってんのかよ。キモイ。隣の奴も獣耳生えててキモイな。」と、自分だけでなく友人まで罵倒されてしまいました。
そうすると「コイツはたった一人の友達なんだ!バカにするな!」と主人公が男気を見せて立ち上がります!
やっとビンゴが1つ埋まりました!
男気はヒロインのために発揮すると思っていたので微妙に予想外ではありますが、これくらいはセーフでしょう。
判定はガバガバにしとかないとどうせビンゴなんか完成しませんし。
その後はヒロインが助けに来てくれたり、ヒロインを庇って主人公がケンカしたり、ヒロインがお礼にキスしてくれたりしますが、やはりビンゴには関係ないので割愛します。
最後は2人が二人がお互いの気持ちを確かめ合って1話が終了です。
ヘッドフォンから予想した音楽要素や、ヒロインのジャンプ力に関する描写は特にありませんでした。
結局、主人公がオタクという予想以外は全て外れたので、ビンゴはこんな感じです。
惨憺たる結果ですね。
実際のビンゴゲームが終わってときに、自分のビンゴカードがこんな有様だったら、カードを破り捨ててブチ切れると思います。
今回の未来予知ビンゴは失敗しましたが、この予想外なところがアニメの面白さなのかもしれないとも感じました。
アニメの内容を予想するなどという行為そのものが傲慢だったのかもしれません。
しかし、それはそれとしてビンゴ予想も楽しかったので、お友達にもこのブログを教えてあげて、一緒に楽しんでみてはどうでしょうか。
ビンゴを楽しめるし、私の広告収入にも貢献できるし、一石二鳥ですよ!