平成最後のボンボンキッズってご存知ですか?
こんにちは。
現役女子高生の突撃類人猿と申します。
突然ですが皆さん、平成最後のボンボンキッズってご存知ですか?
平成最後のボンボンキッズとは、隠れたタイムトラベラーです。
まず皆さんに確認したいのは、子供のころコロコロ派だったか、ボンボン派だったかということです。
私はゴリゴリのボンボン派でした。
ボンボンを読むとオタクになるという都市伝説がありますが、私はその都市伝説の体現者と言っても過言ではありません。
コロコロコミックについては悔しいことに説明するまでもないかと思いますが、ボンボンについてはナウなヤングは知らないかもしれません。
なぜなら我が聖典であるボンボンは2007年に休刊しているからです。
知らない人のために一応内容を説明しておきますと、ポケモンの漫画の代わりにガンダムの漫画が載ってるコロコロコミックだと思ってくれればほぼ間違いありません。
休刊した号の表紙
走れ!走り続けよ!という遺言を残している
つまり、ここから先で繰り広げられる濃密なボンボントークは死んだ子供の年齢を数えるような空虚な行いであるということをご理解ください。
ちなみに、実はボンボンはPixivコミック上でネット雑誌として復活しているのですが、内容が過去の名作の無料公開とYoutuberの紹介しかないので、当時のボンボンキッズはガンプラを買ったと思ったらガンガルのプラモだったくらいにコレジャナイを味わっています。
多目的戦闘ロボっていうフレーズは普通にカッコイイと思います
話がボンボンキッズの生態に大きく傾いてしまっていますが、今回私が話したいこととボンボンキッズの生態は実はあまり関係がありません。
ボンボンっ子は基本的に社会性に乏しいオタクに育つので、自分の得意分野になった時だけ饒舌になるという悪癖を持っています。
聞いてもいないことを勝手にペラペラ喋り始める輩は十中八九ボンボンを読んで育っているということを覚えておきましょう。
私が今回話したいのは、今日見てきた映画「フリクリ オルタナ」についてです。
フリクリは2000年に発売されたOVA作品で、今回の「オルタナ」はその続編的劇場版になります。
キラキラしてるけどちょっぴりビターなイマドキ女子高生の青春ドラマと、ポップなSFが融合した非常に面白い劇場版でした。
そんな面白い「フリクリ オルタナ」なのですが、私は劇中で佐々木くんという男子高校生が放った一言が気になって仕方がなくて、後半はほとんど頭に入ってきませんでした(なので2回見ました)。
その一言とは「DAN DAN だんく!って知ってる?昔ボンボンに載ってた」というセリフです。
佐々木くん
画像はクラスのアイドルに彼氏ができたことを聞いて学生運動を開始するシーン
先ほども申し上げましたが、ボンボンは2007年に休刊しています。
というか、DAN DAN だんく!はそのはるか前の97年に連載終了しています。
前世紀です。
余談になりますが、DAN DAN だんく!を連載していた とだ勝之 先生は同時期に月刊マガジンで Mr.釣りどれん という漫画を連載していました。
両作品とも作品タイトルのフォントが同じなので、フォントにこだわりのあるタイプの漫画家なのだと思われます。
話を戻しましょう。
フリクリ オルタナの時代設定は明確にされていません(多分)が、佐々木くんたちは普通にスマホを使っているので、現代設定と思われます。
どうして現代っ子の佐々木くんがDAN DAN だんく!を知っているのでしょうか?
これについて私はひとつ仮説を立てました。
それは佐々木くんがタイムトラベラーという仮説です。
フリクリはガッツリSFしている作品なので、タイムトラベラーがいても不思議ではありません。
さらに、フリクリはパロディの多い作品ではありますが、その中でもDAN DAN だんく!は群を抜いて濃いネタなので、このシーンには何か意味があると考えられるのではないでしょうか。
佐々木くんはキャラクターをAランク(主役)からDランク(モブ)に分けるとするとCランクくらいのキャラなのですが、実はタイムトラベラーなのだとすれば、その実態はSランクキャラだったのかもしれません。
フリクリはこういった考察をするのも楽しい作品なので、みなさんも興味があれば見てみてください。
そして私のブログは興味がなくても読んでください。
みなさんがお友達に広めてくれれば、このブログも20年後くらいにアニメ内で存在が触れられたりするかもしれませんしね。