染岡さんって知ってますか?
こんにちは。
現役女子高生の突撃類人猿と申します。
突然ですが皆さん、染岡さんってご存知ですか?
染岡さんとは、グレートピンクドラゴンです。
イナズマイレブンは「超次元サッカー」という競技を題材にしたゲーム・アニメ作品で、熱血な展開とキャプテン翼なんて目じゃないくらいトンチキな必殺シュートが少年のハートを掴んで離しません。
炎を纏ったシュート、ファイアトルネード
ペンギンを召喚するシュート、皇帝ペンギン2号
作中でも屈指の強力技
上の画像を見てもらえればわかるように、凡百の超人スポーツ作品なんて目じゃないくらい好き放題しています。
無茶サッカーならイナズマイレブン、無茶野球ならアストロ球団(チームメンバーが9人いない、全ての試合がKOで決着)という2大巨頭は無茶スポーツ作品愛好家の間では常識です。
そんなド派手演出がウリの超次元サッカーなので、キャラクターも当然派手です。
主人公は
情熱がスパークするサッカーバカ・円堂
炎のエースストライカー・豪炎寺
フィールドの絶対指導者・鬼道
という派手な中学生三人組が務めています。
円堂:頼りになるキャプテンの鑑だが、よくわからないタイミングでキレるため注意が必要。
豪炎寺:口下手な熱い男。悩んでる仲間がいたら腹にシュートをぶち込んで喝を入れることで有名。通称ファイアトルネード治療法。
鬼道:見るからに頭がおかしい。
私が紹介したい染岡さんはこの3人のチームメイトで、チームの点取り屋と呼ばれるFWです。
マフィアではなく中学生
地黒+ピンク髪+泣きボクロ+強面という、普通ではあり得ない属性の足し算が行われています。
親しみやすさの対極にいるような見た目ですが、このマフィアみたいな見た目も染岡さんの魅力に一役買っています。
なぜなら、染岡さんは男気キャラだからです。
そのマーダーフェイスは染岡さんの男気が滲み出た結果なのです。
染岡さんは努力の人です。
チームに豪炎寺が加入したとき、染岡さんはファイアトルネードのような必殺技を持っていませんでした。
豪炎寺とのストライカーとしての才能の差を感じる染岡さんですが、諦めずに努力を続けることで、ドラゴンクラッシュというドラゴンを召喚する技を習得します。
ファイアトルネードに威力は劣りますが、その努力を認められ、染岡さんは豪炎寺とともに2トップとして活躍することになります。
炎を出すだけのファイアトルネードよりドラゴンを召喚するほうが遥かに凄そうなので、ドラゴンクラッシュが弱い技扱いなのは微妙に納得いきませんが、イナズマイレブンはペンギンが最強技だったりするので考えるだけ無駄でしょう。
イナズマ世界ではきっとドラゴンよりペンギンのほうが強いのです。
イナズマイレブンの試合展開はだいたい
・ファイアトルネードを撃つ
・相手キーパーに止められる
・豪炎寺が新必殺シュートで打ち破る
という流れです。
この展開において、染岡さんは非常に重要な役割を果たします。
新必殺シュートで豪炎寺が得点する場面が試合の一番の見せ場なのですが、実はこの段階ではスコア的には同点であることが多いです。
相手チームのストライカーにも見せ場を与えないといけないので、大体1点くらいは取られてしまっているからです。
新シュートで最高に盛り上がった後に、さらに1点とらないといけない、こういう場面で染岡さんが輝きます。
新シュート後のどさくさに紛れて無言でシュートを撃って、こっそり得点するのです。
イナズマの試合は決勝点が染岡さんの無言ドラゴンクラッシュというパターンが非常に多く、染岡さんの試合巧者っぷりが何度も描写されました。
このクレバーな立ち回りこそが、いぶし銀染岡の真骨頂なのです。
ちなみに、物語が進行して世界大会編になると、敵が強くなってくるので染岡さんは戦力外となり、無言得点は豪炎寺の役目となりました。
そして、染岡さんにはもう一つ大事な役割があります。
それは「痛がり」です。
染岡さんは男気キャラなので敵には真っ先に噛みつきます。
その結果、だいたいこんなかんじになってしまうのです。
俗に言う噛ませ犬。
染岡さんの噛ませムーブはあまりにも鮮やかなので、噛ませ犬ならぬ噛ませ竜とか呼ばれたりもします。
男気、いぶし銀、噛ませというクロコダイン三種の神器を備えた染岡さんは、作品を引き締める名脇役です。
みなさんも、私のブログをお友達に教えてあげて、私のブログの名脇役になってみてはいかがでしょうか。