鳥がいなくなった日って知ってますか?
こんにちは。
現役女子高生の突撃類人猿と申します。
突然ですが皆さん、鳥がいなくなった日ってご存知ですか?
鳥がいなくなった日とは、2018/10/05です。
以前、私は「朝食バナナカステラ」を夕食として食べるのが、窮屈な現代社会に残された最後の自由だ、という記事を書きました。
社会だ自由だと無暗に主語を巨大化していて、カルト宗教の勧誘みたいになっていますが、ここに書いたことは紛れもない私の中の真実。
朝食バナナカステラとは、私にとって自由を象徴する黄色い鳥なのです。
私は朝食バナナカステラを、家の近所のデイリーヤマザキで購入していました。
朝食バナナカステラは他の菓子パン類と違い1か月くらい保存がきくので(なんで?)、店にあるぶんを全て購入して常備食にしていたものです。
コンビニにとっては入荷する度に棚に出ている分を全て買う太い客だったので、確実に「バナナマン」とかあだ名をつけられていたでしょう。
まぁ、私のほうも店員さんを「DJボブ」「美大生(版画課)」「マッスルおばあちゃん」など、心の中で勝手にあだ名をつけているので、そのことで怒る気は毛頭ありません。
しかし、私とデイリーヤマザキの蜜月の日々は長くは続きませんでした。
朝食バナナカステラが棚から姿を消したのです。
棚に目当ての商品がないとき、人は頭では「ない」と理解しつつも、心が理解できなくて、何度も何度も同じ場所を探す習性があります。
何度も探す時間は、心が喪失を受け入れるための準備期間、プールに入る前の嫌がらせみたいに冷たい消毒プールみたいなものです。
私は菓子パン棚を最上段から最下段まで何度も何度も見ましたが、やはりないものはない。
その姿は周りから見れば狂った水飲み鳥にしか見えなかったでしょう。
店員さんも私が朝食バナナカステラ狂いであることはご承知だったはずなので、心なしか同情的な視線で見てくれていた気がします。
私の鳥は、死んでしまいました。
私は失意のうちに、仕方なく朝食バナナカステラではない別のパンを持ってレジに向かいます。
これからは、自由が失われた人生を送るのだという覚悟を胸に湛えて…
皆さんも、このブログをお友達に教えてあげて、朝食バナナカステラの復活を手助けしてくれれば嬉しいです。
朝食バナナカステラは、私にとって自由の鳥なのですから…
まぁ、朝食バナナカステラの代わりに買った「ふわふわシフォンのホイップサンド」がめちゃウマで、本当はそんなに困ってないので、ぶっちゃけどっちでもいいんですけど。