外食産業のキングクリムゾンって知ってますか?
こんにちは。
現役女子高生の突撃類人猿と申します。
突然ですが皆さん、外食産業のキングクリムゾンってご存知ですか?
外食産業のキングクリムゾンとは、ココスです。
私の家の近所にはココスがあります。
ハンバーグの包みを割るとドラえもんが蜘蛛の子を散らしたようにウジャウジャ出てくる例のCMでお馴染みのファミリーレストランです。
私は公許良俗の破壊者として精力的に活動しており、子どもが来るファミレスにはふさわしくない存在なので、10年近く行っていませんが、むかし父親に連れて行ってもらったときはとてもおいしかった記憶があります。
しかし、最近ココスの店頭に気になるノボリが立ち始めました。
そのノボリには「旨旨ハンバーグ始めました!」と書かれています。
旨旨ハンバーグっていうメニュー名、ヤバくないですか?
普通、外食産業では「粗挽きだから旨い」とか「ソースに○○が入ってるから旨い」とか、旨さに説得力を出すための情報を客に与えて、その旨さを想像させるという戦略を取ります。
でも、ココスはそんな面倒な説明パートは全部すっ飛ばして、「とにかく旨いから食え!」という問答無用のパワーファイトに出たわけです。
「オレ…バカだからわかんねぇけど…コイツをコロせばいいんだろ…」とか言う感じの、超パワーを秘めた超バカキャラみたいな迫力があります。
キャンペーンキャラクターをドラえもんじゃなくてデビルリバースに変えたほうがいいのではないでしょうか。
身長が3mくらいあり、700人殺した罪で死刑を13回執行されても生き残った
旨旨ハンバーグという名前は説明を色々すっ飛ばし過ぎてるので、私は最初キングクリムゾンによるスタンド攻撃を受けてるのかと思いました。
このネーミングがアリなら、もう全てのメニュー名を「旨旨ステーキ」とか、「旨旨うどん」とかにしてもよくなってしまいます。
もっと極端にキングクリムゾンを使うのであれば、全メニュー名を「すげぇ旨い食い物」にしちゃうのもアリでしょう。
食べログの星の数でしか味の良し悪しを判断することができない現代人に対しては、それぐらいわかりやすく旨いという事実を伝えるだけで充分なのかもしれません。
旨旨ハンバーグは、料理ではなく情報を食うようになった現代人に対する警鐘と捉えることもできます。
皆さんも、このブログをお友達に教えてあげるときは、面白さを事細かに説明するより、「旨旨ブログ」と力強くアピールしてあげたほうがいいかもしれませんね。