ユニゾン姉妹って知ってますか?
こんにちは。
現役女子高生の突撃類人猿と申します。
突然ですが皆さん、ユニゾン姉妹ってご存知ですか?
ユニゾン姉妹とは、私とV君の友情の証です。
私の学生時代の部活の同期にV君という男がいました。
V君は自分で「有能であることを隠す気は無い」と言い放つくらいにスタイリッシュな男で、実際とても優秀な人です。
しかし、私の同期はドブの世代と呼ばれるくらいに性格がねじれた人間しかいなかったので、V君の爽やかさは普通に疎んじられ、V君は同期から
・いらないエロフィギュアを誕生日にプレゼントされる
・ココアを飲んでいただけで「気取ってんじゃねぇぞ」と難癖をつけられる
・家に同期を招くと私物を盗まれる
・ニコ生主になったという根も葉もない噂を流される
・腸内洗浄をしてるという根も葉もない噂を流される
・エロ同人を描いて学費を稼いでいるという根も葉もない噂を流される
という完全に人権を無視した扱いを受けていました。
私もV君のプライベートは蹂躙してなんぼという価値観を持っていたので、しょっちゅうV君の自宅に(本人の意向を無視して)居座っては、一緒に徹夜でゲームをプレイするという日々を過ごしていました。
あまりに入り浸っているのでV君の彼女からホモ疑惑をかけられたほどです。
そんなV君との青春の日々の中でプレイしたゲームの1つがアイドルマスター2でした。
アイドルマスター2では13人のアイドルから3人を選んでユニットを結成し、そのユニットをプロデュースすることでトップアイドルに導くという内容のゲームです。
当時の私とV君はアイマスに詳しくなく、どのキャラを選べばいいのかよくわからなかったので、プロデュースするアイドルはクジで適当に決めました。
その結果がこの3人の綺羅星のようなアイドルたちです。
沖縄出身で、ペットのハムスターのエサを頻繁につまみ食いする我那覇響さん。
多数の弟妹をアイドル稼業で養う苦労人の高槻やよいさん
横文字をうまく発音できないというファイナルファイトのガイと同じ個性を持った四条貴音さん
この3人はクジで決めたので私の好みにもV君の好みにもマッチしていません。
私たちのプロデューサー生活は、魅力がよくわからない婦女子をアイドルとしてプロデュースするという、嫌な感じでリアルな形で幕を開けます(プレイ後には3人とも大好きになりました)。
また、V君が前半部、私が後半部を考えるという方法でユニット名を名付けた結果、「ユニゾン姉妹」という異次元にダサイ名前で活動することになってしまったりと、私たちのポンコツ手腕のせいで彼女たちは苦難のアイドルロードを歩むことになります。
特に、私もV君も「アイドルの唇の動きだけから何と言っているか当てる」というスパイ養成所みたいなミニゲームが苦手で、彼女たちには迷惑をかけました。
このミニゲームに失敗し続けた結果、ユニット間の人間関係がいつ殴り合いを始めてもおかしくないレベルで悪くなり、純真が売りの高槻さんが「(我那覇さんのほうを見ながら)誰とは言わないけど一人だけユニットに馴染めてない人がいると思いま~す」と人格を疑うレベルの挑発行為を始めるに至ったのは申し訳ないとしか言いようがありません。
しかし、そんな私たちにもアイドルたちは最後までついてきてくれ、最後にはトップアイドルになることができました。
交代で仮眠を取ったりしながら20時間くらいぶっ通しでプレイしていて、私たちの体力も完全にレッドゾーンに突入していたので、彼女たちがトップアイドルになれたときは泣くほど感動したものです。
アイドルへの愛はもちろんですが、二人三脚でプロデューサー稼業に精を出したV君との友情も深まり、この経験はとてもいい思い出となっています。
皆さんも、お友達にこのブログを教えてあげて、一緒にアイドルマスター2をプレイしてみてはいかがですか?