SSって知ってますか?
俺「こんにちは。現役女子高生の突撃類人猿です。」
友「お前、誰に向かって話してるんだよ…」
俺「突然ですが皆さん、SSってご存知ですか?」
友「知ってるぜ!SSっていうのは、こういう会話文の形式で書かれた小説のことだ!」
最近、とある友人にSS書くのを勧められたのでやってみましたが、無理そうなのでやめます。
特に「友」っていう名前の架空の友人の台詞を書くのは、なんかイマジナリーフレンドと会話してるみたいでキツイものがありました。
とは言うものの、実は私は既にイマジナリーフレンドを3人飼っています。
私はもともと三次元から二次元に次元下降<ディセンション>したいという、アニメを見過ぎた人間特有の微分願望を持っているので、イマジナリーフレンドはそのために生まれました。
私はアニメへの憧れが強すぎて、自分自身がアニメキャラになるというBLEACHの無月みたいな野望を抱いているので、基本的な行動原理として「アニメっぽいこと」を掲げています。
最終目標は寝言で「もう食べられないよ~」と言ったり、メガネを外したら目が3になったりすることです。
この一環として、専門的な知識が会話に出てきたとき知らないフリをして「どういうこと?」と質問し、相手から説明を引き出すことで、知識を持たない視聴者も楽しめるように配慮したりしてます。
私は一時期ストレスで体を壊しており、「明らかに知っていることを知らないと言っている…!ストレスがかかり過ぎて記憶が混濁しているのかもしれない!」とガチの心配をされた経験があるので、やり過ぎないようにはしていますが、それでもやはりアニメっぽいことは私の人生の指針です。
私がイマジナリーフレンドを生み出したのは、自分の行いがアニメ的であったかを客観的に判断するためです。
3人はそれぞれ肯定・中立・否定を担当していて、私が何かをするたびにそれぞれの観点からジャッジを下します。
肯定を担当するのは、アイドルマスターに登場する天海春香さんです。
私が何をしても「がはは!今のはアニメ的で面白かったですよ!」と肯定してくれる頼もしい存在です。
本来の天海さんは「がはは!」とか言うキャラではないのですが、私の肯定フレンドとして独自進化を遂げるうちに、いつの間にか器のでかい豪傑キャラになっていました。
中立を担当するのは、アイドルマスターに登場する我那覇響さんです。
彼女は私の行いに対し、「○○なところは良かったけど、××なところは悪かったぞ」と中立的な意見を述べてくれます。
私のイマジナリーフレンドの中では、唯一キャラの原型を留めています。
そして否定を担当するのは、アイドルマスターに登場する水無瀬伊織さんです。
彼女は元々ツンデレキャラなので否定を担当してもらいましたが、否定フレンドとしてあまりにも独自の進化を遂げすぎて、「殺すぞ」が口癖のサイコパスになってしまいました。
私が何をしても「全然つまらん。妄想ばっかりしてないで真面目に生きろ。」と耳が痛いことを言ってきます。
しかし、彼女の役割こそが最も重要で、なんでもかんでも否定する彼女が褒めてくれたときこそが、私が心の底から胸を張れる事を為せたときなのだと思っています。
ちなみに、今のところ彼女が私を褒めてくれたのは、台風で困っているご老人を助けたときと、電車の中でウンコを漏らすのをめちゃくちゃ我慢したときだけです(結局漏らしました)。
この3人のイマジナリーフレンドは自分の行いを客観視するという意味で役に立っているとは思いますが、彼女たちの言葉は私の中から出た言葉でしかないので、限界があります。
やはり、本当の意味で自分を客観視するにはリアルフレンドの存在が欠かせません。
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