死のジョーク使いって知ってますか?
こんにちは。
現役女子高生の突撃類人猿と申します。
突然ですが皆さん、死のジョーク使いってご存知ですか?
死のジョーク使いとは、私の祖母です。
お正月なので、老人ホームにいる祖父に新年の挨拶をしてきました。
祖父はボケて私のことを覚えておらず、私のことを見ても怯えるだけなのですが、孫としてはやはり祖父が存命な姿を見られるのは嬉しいことです。
祖父に怯えられるのは悲しいんですけど、祖父から見れば知らないオッサンが新年の挨拶をしてくるという、「誰? 誰なの? 怖いよぉッ!!」案件なので、仕方がないかもしれません。
また、久しぶりに会った祖母は死のジョーク使いになっていて、反応に困りました。
死のジョークとは、「次に会うときは、爺さんの葬式じゃな!」みたいな、老人にしか許されないユーモアのことです。
言っている当人は面白いつもりなのでしょうが、いくら面白くても周りは笑うことができないので、死のジョークはハッキリ言ってジョークのダークサイドです。
他のダークサイドとしては、不謹慎なジョークや、場を弁えない下ネタなどがありますが、死のジョークはその中でもひときわ性質が悪いです。
周囲から叱られないという老人特有の強みを押しつける攻防一体の戦法なので、やられる側としてはたまったものではありません。
社会の高齢化が進んでいるので、死のジョーク使いはどんどん増えていくと思われます。
一人の若者が複数人の老人から死のジョークを聞かないといけなくなるのは、金でなく心を負担する年金制度みたいです。
これから若者の負担はどんどん増える一方なので、若者は逆に「かぁ~!あと50年以上生きるから金をいくら貯めても足りねぇわぁ!」みたいな生のジョークで対抗する術を身につけないといけません。
あと、完全に余談なのですが、祖父がお世話になっている老人ホームには本棚が設置されていて職員の方の私物と思われる漫画本が置かれているのですが、そのラインナップが
・範馬刃牙
・修羅の門
・ジョジョ3部
と暴力で塗りつくされています。
介護業界の闇を感じますね。
老人への何らかの警告行動なのかもしれません。
このブログも、会社の同僚に対して「俺はその気になればいつでも社会不適合行動をとることができる」というメッセージを発するのが目的なので、これも一種の警告行動です。
皆さんも、お友達にこのブログを紹介してあげて、私の広告収入と警告行動に貢献してくださいね。