ナショナリズム視聴者って知ってますか?
こんにちは。
現役女子高生の突撃類人猿と申します。
突然ですが皆さん、ナショナリズム視聴者ってご存知ですか?
ナショナリズム視聴者とは、異世界転生アニメを嫌う友人Yです。
冬アニメがどんどん始まっています。
最近はアニメが無双ゲーの敵みたいにワラワラ登場するので、面白いアニメを選り分けるのはなかなか大変ですね。
私は放送中の全てのアニメを視聴するパワー型視聴者なので選別の苦しみからは解放されていますが、面白いアニメだけを見たいというチキン型視聴者の人にとって選別は大きな問題でしょう。
私の友人にもチキン型視聴者は多くいます。
その中でも特にアニメの選別に力を入れているYという男がいるのですが、彼曰く「異世界転生系はすべからく見る価値がない」そうです。
いつも
・異世界に行ったまま、元の世界に帰ろうともしないのは不自然
・主人公が最初から強いと精神的に成長できないからよくない
・現実世界で穀潰しやってるクズが異世界行っただけで活躍できるわけないだろ
・異世界で努力する前に現実世界で努力しろ
というふうに文句を垂れています。
リアリティの指摘内容がなぜか異世界に行ったことある人目線になってるのが気になりますが、彼以外にも異世界を嫌うナショナリズム視聴者を見かけることは少なくありません。
しかし、今期はナショナリズム視聴者でも満足するような異世界系アニメが放送されています。
それが、「明治東京恋愛伽」です。
大雑把に内容を説明すると、「友達のいないヒロインが明治時代にタイムスリップしてイケメンと東京恋伽する」みたいなかんじです。
特徴は、登場するイケメンが明治時代の偉人というところでしょうか。
ただ、登場するのが菱田春草(画家)や小泉八雲(民俗学者)など、あまり逸話が残っていないマイナー偉人ばかりなので、半分くらいは名前を借りただけのオリジナルキャラクターになってしまっています。
舞台も明治時代の東京と言いつつ、妖怪がそこかしこにいる魔境と化しているので、実質的に異世界と言ってもいいでしょう。
この作品をナショナリズム視聴者にオススメしたいポイントは、ヒロインが転移チートを使ったりする展開はなく、元々持っていた霊能力だけで活躍するというところです。
友人Yが言う通り、現実世界でパっとしなかった人が異世界に行って活躍するのはリアリティがないかもしれませんが、現実世界にいたころから霊能力を持っていたなら活躍するのは道理でしょう。
現実世界では活用できなかった才能が、魔境に行くことで活かせるようになっただけです。
これなら主人公が活躍するのに一切の無理はありませんね。
(まぁ、イケメンのうち半分くらいは霊能力の関係ない展開でヒロインに惚れるのですが…)
このブログも、現状はほぼ身内しかアクセスしていない零細ブログですが、異世界で公開したら受けるかもしれません。
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