暴れゴリラ2忍法帖

現役女子高生未亡人が日々を綴ります

知らない奴だらけの飲み会って知ってますか?

こんにちは。

現役女子高生未亡人の突撃2類人猿と申します。

 

突然ですが皆さん、知らない奴だらけの飲み会ってご存知ですか?

知らない奴だらけの飲み会とは、キングダムハーツ3です。

 

キングダムハーツ3をクリアしました。

美麗なグラフィックで描かれたディズニーワールドは隅々まで探索したくなるくらいに作り込まれていましたし、派手で爽快な戦闘は次々と新アクションが追加されるため飽きが来ませんでした。

非の打ちどころがない名作だったと思います。

 

しかし、今回はあえて非を打ち込みます

私は火の無いところに煙を立てるのをライフワークとしているので、いいものに触れればあることないこと言って評判を落とさずにはいられないのです。

我ながら、犯罪を犯さずにどれだけ悪人でなれるかというチキンレースをしているような人生ですが、私は根っから人の嫌がる顔を見るのが好きなので、こういうふうにしか生きられないのです。

 

あえて難癖をつけるとすれば、キングダムハーツ3は終盤のストーリーにちょっと難がありました。

前に書いた記事で「キングダムハーツ3は実質キングダムハーツ10」だと書きましたが、ストーリー終盤ではまさにその部分が牙を剥いてくるのです。

目覚めの力って知ってますか? - 暴れゴリラ2忍法帖

 

私はキングダムハーツ4~9に相当する外伝をプレイしていません。

ですから、3の物語の目的である「目覚めの力」というのも何なのかわからないまま冒険するという、目的意識の薄い無能な新入社員みたいな状態でプレイしていたのですが、そのツケが終盤で一気に回ってきました。

シリーズ集大成の終盤にふさわしく、終盤はシリーズキャラが総集合して「○○が復活!?」「××が敵に!?」「△△の真の目的が明らかに!?」という怒涛の展開が繰り広げられるのですが、外伝をプレイしていないと○○も××も△△も知らない奴なんですよね。

ネタバレを気にして伏字にしているのではなく、知らない奴だから名前を憶えていないだけです。

 

知らない奴が続々と登場して盛り上がっていくのは、知らない奴だらけの飲み会が自分の知らない話で盛り上がっているような惨めさがありました。

物語がクライマックスに向けて収束していくのを、飲み会で話相手がいないからとっくに飲み干したグラスの中の氷を噛み砕いて暇を潰すときのような無の心で眺めることになったのは残念です。

 

まぁ、これについては私が外伝をプレイせずに3をプレイしたのが悪いので、ゲーム自体の欠陥ではありませんし、名作の条件は最終回でコケることだと島本和彦も言ってましたし、大した問題ではありません。

なんだかんだ言いつつも、キングダムハーツ3はプレイ時間のうち99%は楽しいと感じられる名作だったと思っています。

私は重箱の隅を突っついて遊ぶのが大好きな難癖遣いなので、文句を書くことでしか愛を示せないというだけです。

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