暴れゴリラ2忍法帖

現役女子高生未亡人が日々を綴ります

スタンド能力必修化政策って知ってますか?

こんにちは。

現役女子高生未亡人の突撃2類人猿と申します。

 

突然ですが皆さん、スタンド能力必修化政策ってご存知ですか?

スタンド能力必修化政策とは、私のマニフェストです。

 

この際ハッキリ言いますが、自分のスタンド能力を考えたことのない人は近いうちに失職します

人間の創造性はスタンド能力を妄想することで磨かれるというのは学会ではもはや常識。

妄想の世界に足を踏み出したこともない現実世界中毒者は、その乏しい創造性からAIに太刀打ちできず、いずれ仕事を取られることになるでしょう。

日本はプログラミングの前にスタンド習得を義務教育に取り入れ、AI時代を生き抜ける妄想性豊かな人材を育てるべきなのです。

 

というわけで、例として私のスタンド能力を皆さんに紹介したいと思います。

妄想に慣れていない社会適合者のみなさんは、これからのAI時代に備えて参考にしていただければ幸いです。

 

私のスタンドの名前はアヴァランチ・エイプリルです。

パラメータは

 ・破壊力A

 ・スピードE

 ・射程距離E

 ・持続力D

 ・精密動作性E

 ・成長性D

の自動操縦型スタンドです。

 

ここで注意ですが、スタンドパラメータをむやみに高くしたり、成長性をAに設定したりするとエゴ丸出しの品のない妄想になるので、ほどほどにしておくようにしましょう。

 

また、どんな弱いスタンドでも名前だけはガチでかっこいいと思うものをつけましょう。

なぜなら、ジョジョにカッコ悪い名前のスタンドは出てこないからです。

ここで恥ずかしがって無難な名前を付けるような人間は、AIの台頭と関係なく何をやっても大成しない可能性が高いので、そんな自分にバイバイするという意味でも口にするだけで赤面するようなかっこいい名前を付けてください。

私のスタンド「アヴァランチ・エイプリル」も、私の中のかっこよさをゴリゴリに詰め込んだ名前です(その結果、能力とは何の関係もない名前になりました)。

 

次に、肝心の特殊能力です。

アヴァランチ・エイプリルの能力は、

 ・私がついた嘘に騙された人間(以下ターゲット)に憑りつく

 ・ターゲットは私に危害を加えることはできなくなる

 ・10分以内に私を騙し返すことができないと、憑りついたアヴァランチ・エイプリルが爆発し、ターゲットは死ぬ

 ・このルールはアヴァランチ・エイプリルが相手に憑りついたとき、アヴァランチ・エイプリル自身が説明する

というものです。

私の虚言癖と、死ぬと爆発という特撮趣味を反映した能力にしてみました。

背伸びせずに、自分のパーソナリティを素直にスタンド能力に表現するのがいいでしょう。

ジョジョ一行を苦しめつつもギリギリ負けるくらいの強さが理想です。

時空系などの強力すぎる能力は言わずもがな、群体系などの「実は強い」系能力も、チートで無双したいというなろう系願望が現れてしまっているので、避けた方が無難かと思います。

 

ここまでスタンド設定を固められれば上々かと思いますが、上級者を目指すのなら、ジョジョ一行と戦う時の妄想をプラスしてみるのもアリです。

例えば私の場合なら、頭脳戦系のスタンドなのでポルナレフ、億泰、ナランチャあたりのパーティーの低能担当を狙うことになります。

なんとなくアヴァランチ・エイプリルのそこそこ複雑で発動が面倒なところは5部っぽいので、ターゲットはナランチャとしましょう。

 

-----------------------以下妄想---------------------

私はスマホでゲームをしながら街を一人で歩くナランチャに狙いを定めます。

そして、通行人のフリをして「サイフ落としましたよ」とか適当なウソをついてナランチャを騙し、能力を発動します。

 

ナランチャは慌てふためき、エアロスミスで私を攻撃しようと試みるでしょう。

しかし、アヴァランチ・エイプリルを発動した私にスタンド攻撃は通用しません。

次に、ナランチャはテキトーな嘘で私を騙そうとします。

しかし、私は事前にナランチャの身辺調査をしており、ナランチャの嘘を全て見破ってしまいました。

 

困り果てたナランチャは、スマホで仲間たちに助けを求めようとします。

そこで私はうっかり「ははは!やはりキサマのような小学校も出てないような低能は仲間の知恵を借りるしかないようだな!」と言ってしまうのです。

これが運の尽きでした。

 

ナランチャスマホは、襲われる直前にプレイしていたゲームが起動しっぱなしになっていたため、電池が切れていたのです!

ここでナランチャの決め台詞!

「お前は今俺が仲間の知恵を借りようとしたと言ったけどよぉー!残念ながら俺のスマホはもう電池切れだったぜ!俺自身もそんなこと認識してなかったけどなぁ!だけどこれって結果的にお前を騙したことになるよなぁ!」

 

そうです!私はガラケーしか持っていないので、スマホの電力消費の激しさを考慮に入れることができなかったのです!

ナランチャは言います。

「俺のことをいろいろと調べてたみたいだけどよぉー!ちっとは世間の流行とかゲームとかも楽しんだ方がよかったんじゃねぇか!?」

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あとはナランチャエアロスミス銃殺されて終わりです。

私がガラケー原始人であることが敗因になるという、私の個性も利用した決着で、我ながら完成度が高いんじゃないかなと思います。

ただ、5部の時代にはスマホは登場しないので、そこらへんがまだまだ私も修行不足ですね。

 

今回はスタンド能力を妄想することでAIに負けない人材になることを目指しましたが、キン肉マンのオリジナル超人を考えることでも同様の効果が得られるので、自分に合ったやり方で実践してみてください。

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