平成同人物語って知ってますか?
こんにちは。
現役女子高生未亡人の突撃2類人猿と申します。
突然ですが皆さん、平成同人物語ってご存知ですか?
平成同人物語とは、心の釘の博覧会です。
オタクには誰しも、心に刺さって抜けない釘のような作品があります。
自分の生き方を変えるだけのパワーを持った作品に一度出会ってしまったが最後、その作品は釘として心に刺さり続け、その後の人生はアニメを貪る小汚い肉塊(オタク)として生き続けるしかなくなるのです。
私の場合の釘は「スレイヤーズ」、「VS騎士 ラムネ&40炎」、「天地無用 魎皇鬼」あたりですね。
設定資料集などの関連書籍を買い集める、どれだけ原作と違ったり面白くなかったりしてもメディアミックス作品を全て追いかけるなど、「あなた(作品)の全てを手に入れたいの」というメンヘラ恋人のような欲求を覚え始めたのは、これらの作品が初めてです。
実際、私は今でも余裕で竜破斬<ドラグスレイブ>の呪文を詠唱できます。
私は会社のホワイトボードにオタクっぽい落書きをするという会社からの戒告理由になってもおかしくない威嚇行動をしつこく繰り返しているのですが、その中にはもちろん竜破斬の呪文もありました。
そんなみんなの心の釘がたくさん見られるのが、本日私の手元に到着した「平成同人物語」です。
「平成同人物語」は平成最後のコミケを記念して、170人の有名クリエイターが集い、カラーイラストを寄稿した、大作同人誌です。
平成30年のオタク史が一望できるので、ほぼ同人誌版の古今和歌集と言っても過言ではないでしょう。
平成を彩った様々なキャラクター達が、有数のクリエイターたちによって描かれた表紙は圧巻の一言ですね。
私が大好きな「スレイヤーズ」の主役であるリナ・インバースもいます。
リナに関しては表紙キャラの中で唯一原作者本人が描いているため、二次創作じゃなくて一次創作になっているのもなんか特別扱いみたいで感慨深いです。
あと、美少女キャラクターに混じって隅のほうで気を開放している孫悟空も紛れ込んだ感満載でいいですね。
そんな「平成同人物語」ですが、内容も大満足。
クリエイター達が、平成30年の中から選りすぐって好きなキャラクターを描いているため、イラストから感じる熱と愛が半端じゃありません。
「エヴァンゲリオン」や「CCさくら」などの超有名作を描いておられる方もおられれば、それらに知名度では劣りつつも印象深い名作である「サイバーボッツ」や「ジェットセットラジオ」を描く方もおられて、いずれも自分が本当に好きなキャラクターを描いたのだなぁと伝わってきて幸せな気持ちになりました。
ジェットセットラジオを描いている人が2人いたのは流石に意外でしたが。
あと、みんなが好きなアニメキャラを描いている中、クジラックス先生が昔のロリコン雑誌に付属していたフィギュアのイラストを描いておられてたり、モグダン先生が綾波以外のキャラクターを描いていたりと、クリエイターの意外な一面が見られたのも面白かったです。
※クジラックス先生
女児がひどい目に遭うエロ漫画を描くことで有名
※モグダン先生
体重増加した綾波(通称モグ波)を描き続けていることで有名
とにかく、「平成同人物語」は素晴らしいの一言でした。
(1300字も書いてる時点で全然一言に収まってませんが)
元号が変わっても明るく楽しくオタクでいよう!という元気が貰えた気がします。
新しい元号は「ファイティングフェニックス」らしいですが(ソースはネット掲示板)、いずれ作られるかもしれない「ファイティングフェニックス同人物語」が今から楽しみです。
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