KING of PRISM -Shiny Seven Stars-って知ってますか?
※OPテーマ
こんにちは。
現役女子高生未亡人の突撃2類人猿と申します。
突然ですが皆さん、KING of PRISM -Shiny Seven Stars-ってご存知ですか?
KING of PRISM -Shiny Seven Stars-とは、名作です。
「KING of PRISM -Shiny Seven Stars-」の劇場編集版第Ⅱ章を観てきました。
KING of PRISMは大ヒット作品ですし、その面白さをこんな択捉島なみのインターネット僻地で語るのは今更感満載ですが、このブログは私の自慰スポットなので好きに語らせていただきます。
そういうわけで今日の記事は、感情をダラダラ書き連ねられるだけの、文才のないガキの卒業文集みたいなエンタメ性のない内容になります。
スマホの通信料を水増ししたい方だけお読みください。
ちなみに、宗教上の理由によりネタバレは書きません。
今回の劇場編集版を観た感想は、「TVシリーズだとプリティーリズムRLっぽい骨太ドラマが見られて最高だなぁ」です。
劇場アニメだった前2作は、プリズムショーのカッコよさと煌めきを全面的に押し出していましたが、今回はTVシリーズなのでじっくりとドラマを描く方針のようです。
プリズムショー+人間ドラマという構成になったことで、劇場2作品よりもプリティーリズムRLの作風に寄っています。
キンプリは劇場アニメならではの派手さとスピード感が受けて新規ファンを多く獲得しましたが、個人的にはプリティーリズムRLっぽい人間ドラマもまた見たいと思っていたので、今回のTVシリーズの作風はストライクど真ん中です。
「KING of PRISM -Shiny Seven Stars-」は確実にプリティーリズムRLの遺伝子を継いでいました。
キンプリにせよプリリズにせよ、そのドラマの魅力は「マンガ的なキャラクターが現実的な悩みに直面し、それを納得できる形で乗り越える」ことだと思っています。
マンガ的なキャラクター達はみんな魅力的でとっつきやすいのですが、彼らはみんな悩みを持っています。
この悩みっていうのがミソで、どれもこれも嫌な感じで現実的なんですよね。
思春期の少年少女たちの生生しい苦悩は見ていてこっちも苦しくなってきます。
しかし、この悩みの生々しさがあるからこそ、マンガチックなキャラクター達が、現実に存在するひとつの人格として感じられるのだと思います。
そして、その悩みを時に痛みを伴いながら乗り越える姿が描かれるからこそ、私たちは彼らを架空の存在として愛すると同時に、現実の存在として尊敬することができるのです。
プリティーリズムRLは、この架空と現実のバランス取りが抜群に上手かった。
この絶妙なバランス感覚に、ぶっ飛んだ演出と素晴らしい楽曲が組み合わさり、プリティーリズムRLは名作になりました。
キンプリは劇場アニメという時間的制約があったため架空寄り作風になっていましたが、TV放送版である「KING of PRISM -Shiny Seven Stars-」では、この絶妙なバランスが復活していました。
劇場2作は突き抜けてエンタメしていて、劇場アニメとして間違いなく名作でしたが、「KING of PRISM -Shiny Seven Stars-」はTVアニメとしての名作性を新たに獲得したと言えるでしょう。
最高だったキンプリが、プリリズRLの魅力をプラスして更に最高になった「KING of PRISM -Shiny Seven Stars-」。
劇場まで足を運んで劇場編集版を観る価値は大いにあると思いますが、それにハードルを感じる方も、4月からのTV放送版は是非観てください。
「美しく迫力ある映像」+「骨太なドラマ」というアニメ作品における王道の魅力を感じることができるはずです。
※補足
YotubeでプリティーリズムRLの公式配信も始まっていますので、興味があればそちらもどうぞ。