ボンボンホビーって知ってますか?
※OPテーマ
こんにちは。
現役女子高生未亡人の突撃2類人猿と申します。
突然ですが皆さん、ボンボンホビーってご存知ですか?
ボンボンホビーとは、実物を見たことないオモチャです。
私はボンボンキッズでした。
私とボンボンが出会ったのは、田舎の祖母の家。
私が5歳の時です。
田舎の祖母の家というのは未就学児にとっては独房並のエンタメレス空間。
ショタ時代の私は祖母の家に行くたびに、暇すぎて号泣していました。
そんな私を不憫に思い、祖母が用意してくれたのがコミックボンボンです。
祖母がまだ漢字が読めない私にコミックボンボンを読み聞かせてくれたのは、今でも覚えているくらい楽しい思い出です。
ただ、今になって思えば、この出来事が私の人生における地獄の一丁目だった気がしてならないんですよね。
これは有名な話なんですが、コロコロを読んで育つと明るい子供に育ち、ボンボンを読んで育つと社交性ゼロのゴミオタクに育つという法則があります。
コロコロのガンプラ特集が「腕や武器を組み替えてオリジナル最強プラモを作ろう!」みたいな内容だったのに対して、ボンボンの特集は「設定を忠実に再現するためにパテなどでパーツをフルスクラッチしよう」という子供の創造性を奪いつつガチモデラー級の工作を要求する内容だったりしたので、この法則はあながち間違いではないのでしょう。
また、コロコロがポケモンやビーダマンという超人気ホビーを特集していた一方で、ボンボンはサプリビンダーズなどの冬のナマズのように流行っていないホビーを特集していたので、ボンボンキッズはクラスメイトの話題についていけなくなるという呪いも背負うことになります。
フィギュアを組み立てる速さを競う
持ってる人間を見たことがない
みんながポケモンで盛り上がっている中、私はロボットポンコッツをプレイしていました。
ゲームは当時氾濫していたポケモンのパクリゲーの中でも頭一つ抜けたパクリっぷりでしたが、タモリはタル先生のコミカライズ版はめちゃくちゃ面白かったです。
ただ、女性キャラの体形が今でも「タモリ体形」というジャンルが存在するほど尖っていたので、性癖は間違いなくこの漫画の影響で歪んでしまったと思います。
面白いロボ漫画を誘蛾灯にしてキッズの性癖を歪めるというのは、性バージョンのハーメルンの笛吹き男みたいで罪深いですね。
キッズのときの私はホビーだけでなく、性癖に至るまでクラスメイトと分かち合えなかったわけです。
ほかにも、バトル漫画だった「召喚王レクス」が続編でカードゲーム漫画になっていたり、クラッシュギアのオモチャが工事現場級の騒音源だったりとボンボンについてはいろいろと語りたいことがあるのですが、長くなるのでここらへんにしておきます。
あのとき祖母がボンボンではなくコロコロを買ってきていれば、私はいまごろ女性にモテモテで不労所得が1000万円ある人生の勝ち組になっていたのに…
もしタイムマシンが手に入ったら、祖母にコロコロを勧めておきたいと思います。
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