世話焼きキツネの仙狐さんって知ってますか?
※OPテーマ
こんにちは。
現役女子高生未亡人の突撃2類人猿と申します。
突然ですが皆さん、世話焼きキツネの仙狐さんってご存知ですか?
世話焼きキツネの仙狐さんとは、今期No.1おねショタアニメです。
世話焼きキツネの仙狐さんというアニメが面白いです。
疲れたサラリーマンのもとに仙狐さん(見た目は幼女)が現れて、料理を作ってくれたり寝かしつけてくれたりしてくれるという作品です。
仙弧さんは大雑把に言うと、のび太のことを自分が腹を痛めて生んだ子だと錯覚しているドラえもんみたいなかんじのキャラです。
とにかく甲斐甲斐しく主人公の世話をしてくれます。
こういう「ただただ幸せなだけの夢の生活」みたいな内容って、普通は作品ファンが二次創作として妄想するものだと思っていたのですが、公式に100点の内容を見せられてしまうともう妄想の余地がなくて困っちゃいますね。
最高です。
しかし、疲れたオタクがする妄想みたいな内容のアニメが受け入れられてしまうくらいに社会は疲れ狂っているという見方もできるので、こういうアニメが出現したことを手放しで喜んでいいのかは微妙なところですが…
そういうわけで、いまオタクのオッサンたちは「うちにも仙弧さんが来てくれたらいいのになぁ…」という思いで一つになっています。
ここまでみんなとの一体感を感じるのは、エンドレスエイトの4話くらいを見て困惑していたとき以来です。
しかし、こういうことを考えていて思うのは、「たぶんうちに仙弧さんが来ても追い返しちゃうんだろうなぁ」ということです。
私はコミュニケーションにおいて、めだかボックスの作風ばりに相手の意表を突くことだけを考えているので、実際に仙弧さんが来ても絶対にあんな素直なリアクションは取れないと思うんですよね。
まず、家の扉を開けたら「おかえりなのじゃ」と仙弧さんが突如現れるシーンですが、ここからすでに主人公と同じ選択を取れる気がしません。
主人公は「えぇッ!仙弧なんですか!?ええっ!世話をしてくれるんですか!?そんな!嘘だ!」みたいに相手の話を素直に聞きつつも信じられないというリアクションをしていました。
私が同じ状況に置かれたとしたら、「会話でマウントを取られるのを極度に嫌う」という嫌な歳の取り方をしたジジイみたいな性格をしているので、仙弧さんが自分のことを説明してくれても、「そうなんですか。一緒にゲームやって対戦しましょうよ」みたいなリアクションをして、技巧派ジョッキーばりに相手にペースを握らせない立ち回りをすると思われます。
もっと言うと、どこから来たかもわからないキツネ獣人って変な寄生虫とかエキノコックスとか持ってそうなので、怒らせない方向でお引き取り願って、そのあと部屋をめちゃくちゃ消毒します。
仙弧さんを受け入れたら夢のような生活ができるとわかっていても、きっと私は仙弧さん相手に雑にマウント取って追い出してしまうでしょう。
これは、私の心が主人公のようにキレイではない、私は主人公の器ではないということなのかもしれません。
エキノコックスに感染することも厭わず、チャンスに手を伸ばせる人間だけが幸せを手にできるということでしょう。
これからは私も心を入れ替えて、「ブログを書籍化したいのですが、初期費用として100万円はほんにんに負担してもらわないといけないんですよ」みたいな詐欺丸出しのメールが来たとしても、チャンスに手を伸ばしてみようと思います。
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書籍化して私の印税収入に貢献するのもアリだと思いますよ。