デュエルディスクは進化しすぎて化け物になってる
あなたは知っていますか!?デュエルディスクが明後日の方向に進化し続けていることを!
知らないというデュエリストとしての覚悟が足りないあなたのために、今日はデュエルディスクの進化を振り返ります。
この腕についている大きい三角定規みたいな奴が、初代遊戯王に登場したデュエルディスクです。
デュエルディスクは簡単に言うとカードゲームの補助器具で、カードをセットするとモンスターの映像を空間に投射してくれますし、ダメージ計算を勝手にやってくれます。
デュエルをやるうえでは、釣りにおける釣り竿くらいの必須ツールと言えるでしょう。
また、デュエルディスクは作劇上も大きな意味を持っており、コイツの登場によって、ダメージを受けて吹っ飛ぶなど様々なアクションでデュエルを盛り上げることができるようになりました(それまでは机に向かい合って座って対戦していた)。
初代遊戯王の続編「遊戯王GX」はデュエルの専門学校が舞台なので、学生向けのデュエルディスクが登場しました。
学生への配慮なのかフォルムが丸くなっていますが、基本的な機能は初代と同じです。
ただし、この時期から銃とデュエルディスクを合体していたり、明らかに不要なトゲトゲがついていたりと、違法改造を行っているとしか思えない族車ならぬ族デュエルディスクも登場し始めます。
そしてシリーズ第三段、「遊戯王5D's」でデュエルディスクは弾けました。
バイク型になったのです。
しかもこのバイク(Dホイール)、さっきまでのような族デュエルディスクではなく、普通に公式試合で使用されるデュエルディスクなんですよね。
バイクに乗ってのデュエル(ライディングデュエル)が開始(アクセラレーション)されるときは車道から一般人が追い出され、Dホイールだけが走る専用フィールドと化すというシステムになっています。
こんなにデュエル寄りのインフラはちょっと嫌ですね。
ちなみに、Dホイールと普通のデュエルデェスクは互換性があるので、立ちVS.バイクという変則デュエルも可能です(立ってる人の周りをバイク側がずっと回り続けるという構図になります)。
発表された当初はかなり反響が大きく、「なんでバイクに乗ってカードゲームするんだよ」と困惑した人が少なからずいましたが、そもそも立ってカードゲームやってる時点で十分変なので気にしてはいけません。
そのあとのシリーズでもiパッドみたいになったりレーザーブレードになったりしましたが、私のイチオシ進化は別にあります。
それがコレです。
完全に化け物になってます。
口とかついてるし…
それもそのはず。
このタイプは「ユベル」という魔人が自ら生成したデュエルディスクです。
魔人がデュエルディスクを生成できるのは驚きませんが、通常のデュエルディスクと問題なく通信できる意味は分かりません。
そういうわけで、デュエルディスクは変な進化ばっかりしてるよ、という話でした。
次回作あたりでは、自分自身がデュエルディスクに変身したりしそうです。
遊戯王カードを持った人間が変なモノを携えていたら、それがどんな信じられない見た目だったとしてもデュエルディスクである可能性が高いので、辻デュエルを仕掛けらないよう注意しましょうね。