カバンダイナミック
いやぁ皆さん、平成って醜かったですよね。
今上映している仮面ライダーの映画は、ISSAが「平成ライダーは話が矛盾しまくってるし、世界観がムチャクチャだから醜い」というすごくメタ的な理由で平成を消滅させようとする映画でした。
ISSAのこの平成醜い発言は劇中で主人公にも間接的に肯定されてましたし、やっぱり平成って醜かったのかもしれません。
ですが、令和は違いますよ。
見てください。この令和初のライダーである「仮面ライダーゼロワン」の洗練されたフォルムを。
顔に「ライダー」って書いてある今のライダー(ジオウ)とは大違いのスタイリッシュさです。
ジオウさん
映画ではゼロワンのフライング顔出しがありましたが、戦闘もストレートにかっこいい感じで、剣が「ジオウ!サイキョー!」と叫んだり敵にクイズを出しながら戦ったりするジオウの凸凹っぷりとは大違いです。
仮面ライダーはゼロワンで醜い平成からの脱却を果たすのだ!というバンダイの決意表明が聞こえてくるような大活躍でした。
と思っていたら、ゼロワンの武器の情報が舞い込んできました。
剣がカバンダイナミック!と叫ぶ…?
これは…「ジオウ!サイキョー!」から何も変わらないのでは…?
ギャバンダイナミックを堂々とパクってるあたり、むしろこっちのほうが醜い…?
どうやら、仮面ライダーが令和になってスタイリッシュになるというのはバンダイによるプロパガンダにすぎなかったようです。
なんだかんだ言いつつも、私は凸凹だらけで醜いところも含めて平成ライダーが大好きでした。
ですから、令和ライダーであるゼロワンもその精神を受け継いでくれるのは素直に喜ばしく思います。
カバンダイナミックは、ゼロワンにも平成魂がしっかり引き継がれていることを我々に教えてくれた、大事なキーフレーズと言えるでしょう。
仮面ライダーゼロワン、今からとても楽しみです。
でも、カバンストラッシュはバンダイ関係ないところからパクってるからダメじゃないかなぁ…