母に「くっ殺」を説明する胆力
- うちの母はいわゆる「なろう小説」が大好きです。家にいる間は常になろう小説を読むか、グランブルーファンタジーをプレイするかしています。
- 終わってる大学生みたいな生活だなぁと思います。感性が若いのかもしれません。
- ネットニュースで「なろう小説の読者はリセット願望のある中年がメイン」と書いてありました。
- うちの母もリセット願望があるのでしょうか?親が人生のリセットを望んでいるって、想像しただけでも割と悲しくなっちゃいます。
- やはり息子(私)がトンチキ怪文書作成マンに育ってしまったのがリセット願望の引き金に…?
- 私は自分の人生に100%満足しているかと言われるとそんなことはないのですが、リセット願望はあまりありません。リセットしたところで、どうせ今と同じような怪男児に成長するであろうことが目に見えているからです。
- 私は行動力があるほうではなく、今までの人生を流されるままに生きてきました。そして、その生き方について今のところ後悔はしていません。ですから、人生がリセットされてもまた流れに沿って生きることになるでしょう。
- 流れに身を任せる奴がスーパーパワーを持って異世界に転生したらどうなるんでしょう?周囲がうまいことおだてたり導いたりしてくれたら英雄になれるかもしれませんが、自発的に魔王を倒しに行ったりはしなさそうです。少なくとも私の場合はスーパーパワーを持ったとしても、それを行使して身を立てようとかは考えません。だって、スーパーパワーを利用した立身出世は創意工夫が必要で、私は創意工夫が嫌いだから。なろう小説の主人公はみんな創意工夫を凝らした生き方をしていて立派だと思います。
- 創意工夫のできない人間は、いくらスーパーパワーを持っていても身を立てることはできないんじゃないかなぁと思うのです。力の活かし方がわからないから。ポジティブな見方をすれば、いま立身出世ができていない私の中にも、スーパーパワーは眠っているのかもしれなくて、それを活かすも殺すも創意工夫次第、ということかもしれません。
- 長くなりましたが、何が言いたいかと言うと、人生変革のために必要なのは人生リセットやスーパーパワーではなくて創意工夫する姿勢の獲得なのではないかという話です。そして、私は(今の自我のまま)生まれ変わっても創意工夫するつもりはないので、何度生まれ変わっても今と大差ない人生を送るだろうというわけです。
- 母が弟に何か質問しても、弟は「自分で調べろ」としか答えてくれなくて冷たい、という愚痴を母がこぼしていました。
- ただ、唯一「くっ…殺せ!」の意味だけは教えてくれたそうです。
- なぜ弟は「くっ…殺せ!」の意味だけを母に教えたのでしょうか?普通なら実の母親に「くっ…殺せ!っていうのは盗賊に捕まった女騎士が輪姦されるくらいなら死んだほうがマシだって意味で言う言葉だよ」なんて説明したくないと思うのですが。
- dアニメストアでギャラクシーエンジェルの2期と3期が配信開始したので、見ています。
- ギャラクシーエンジェルのバカしか出てこないバカアニメーションなところが大好きです。私の人生の目標はこういうバカ次元の住人になることだ!と再確認しました。