暴れゴリラ2忍法帖

現役女子高生未亡人が日々を綴ります

これからもバンバン剃っていきたい

ブログをお読みくださっている皆様、こんばんは。突撃類人猿です。

突然ですが、今日のブログはなんだか煌びやかで厳かな空気が漂っていませんか?

そうです。

私に尻毛が生えていないのです。

 

事の発端は正月帰省まで遡る。

実家で退屈していた私は、インターネッツ掲示板を見て暇を潰していた。

アニメに関する話題、日常に関する話題、インターネッツ掲示板は私の知識の源泉と言える。

正月なので、テレビの正月特番の話題も多く見られた。

 

そんな中でひときわ私の目を引いたのは、尻の毛を剃るとスカっとして気持ちがいいという話である。

大半の生物と同じく私は気持ちがいいことに目がない。

ちょうど2020年の抱負は「偏見なくいろいろなことを体験してみる」にしようかと考えていたところである(年が明けてから新年の抱負を考えるのは遅すぎる)。

チャレンジイヤー2020は尻毛の剃毛から幕を開けることに決めた。

 

そうして、実家から帰るや否や尻毛剃毛機(メンズトリマーという名前だった)を注文し、今日届いたというわけである。

届いたら、すぐに剃毛に取り掛かった。

いざ尻毛を剃ると決めたら、なんか尻に毛が生えているのが気になって仕方がなかったのだ。

尻毛の1本1本に神経が通っている気さえしてくる。

誰に許可をとってそんなところでモジャモジャしているんだ。

一刻も早くこの不法入国毛を一掃したい。

インターネッツ掲示板で尻毛について見かけるまでは自分の尻毛など気にしたことは一度もなかったというのに。

知識は武器にもなるが、枷にもなる。

2020年最初の学びである。

 

剃毛は毛が散乱してもいいよう風呂場で行った。

最初から尻に行くのは少し怖かったため、まずはスネ毛で様子見をすることにする。

うん。別に痛かったり、体に悪そうなかんじはしない。

ただ、尻は目視できないためまだ怖い。

もう少し剃毛経験値を積む必要がある。

よし。せっかくだし陰毛も剃ってしまおう。

こんなことを繰り返しているうちに、体中のムダ毛を練習台に捧げる運びとなった。

全身ツルツルになってから気づいたが、毛を剃るという行為そのものが楽しい。

バッサバッサと毛がなくなっていくのは爽快感がある。

そういえば、毛を切るというのは一種の自傷行為で、気持ちよさが伴うものであると聞いた気がする。

こんなに毛を剃るのが楽しいなら、散髪屋に転職しようかしら。

 

全身の毛で練習を積み、本丸である尻毛にも攻め込んだ。

しかし、別に剃ったからといって何がどうというかんじもしない。

ほかの部位の毛のほうが量があって剃りがいがあったくらいだ。

インターネッツ掲示板で見た尻毛撲滅=人生勝利という方程式はウソだったのだろうか。

まぁ、尻毛に関しては期待外れであったが、毛を剃るという行為の楽しさを覚えられたのはプラスだ。

これからもバンバン剃っていきたい。