責任のロンダリング
「機動戦士ガンダム extremeVS FullBoost」というゲームを8年間ずっとプレイし続けています。
大雑把に言うとガンダムで殴り合う対戦アクションゲームです。
このゲームの特徴は2対2で戦うところにあります。
通常の対戦ゲームなら負けると100%自分のせいですが、このゲームでは「ペアのせいにする」という責任のロンダリングが発生するわけですね。
見知った人と固定ペアを組む場合はそういうことは起こりませんが、私のように孤独が似合うハードボイルド(ふわふわ言葉)はランダムにマッチングした相手と組んで戦うことになるため、負けたときには相手から暴言が書かれたメールが送られてくることがあります(通称ファンメール)。
私はあまり強くないため(勝率49.6%)、ファンメールをもらうことも少なくありません。
ファンメールの内容は「才能ないから二度とプレイするな」とか「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね」みたいな月並みな暴言から、「お前の母親を死ぬまで犯したあと、お前も犯す」という異常性欲者の犯行声明みたいなものまで様々で、なかなか楽しめます。
母は殺すのに私は殺さないのは、「母を犯し殺された苦しみを背負って地獄のような人生を送り続けろ」ということでしょうか?
ここまでの発言が出るということは、どうやら怒りを通り越して憎しみの領域に至っているようです。
プレイすると憎しみに取りこまれるゲームって、なんかニチアサ特撮とかでありそうな設定ですね。