転職と人類滅亡が同列に扱われる
コロナウイルスのせいで2ヶ月ほどニチアサが新エピソードの放送を休止して、総集編や再放送ばかりになっていましたが、今週はついに新エピソード解禁となりました(先週から新エピソードを放送してた番組もありましたが)。
私の生きがいの半分くらいはニチアサに集約されているので、とても嬉しいです。
今のニチアサは8:30~9:00のプリキュアから始まり10:30~11:00のミュークルドリーミーまで続くという耐久レースっぷりで、マジメに全部見るとニチヒルになってしまいます(私の場合は裏被りしてる番組も配信でチェックするので日曜日には予定を入れられないレベルでスケジュールを圧迫されています)。
子供にチャンネル権を奪われるお父さんは退屈しちゃいそうですね。
日曜の朝が退屈なのはよくないので、お父さんもキラっと☆プリチャンやミュークルドリーミーなどの女児アニメを観てエキサイトできる世の中になればいいなと思います。
それが私の望む真に美しい日本です。
コロナがニチアサに残した影響は色々とありますが、中でも影響が大きそうなのは「仮面ライダーゼロワン」と「魔進戦隊キラメイジャー」の2つかなぁと思います。
2番組とも新エピソード休止に入る時期がよくありませんでした。
ゼロワンの場合、休止前は「お仕事五番勝負」という色んな職業を紹介しながら主人公たちが夢を探すというユルめの展開をしていました。
ちょうどお仕事五番勝負が終わった直後あたりで休止が始まった形になります。
そして新エピソード放送が再開したわけですが、休止のせいで残り話数が足りないのか、ラスボスが唐突に現れメインキャラをことごとくボコボコにして人類は滅亡寸前という永井豪の書くダーク漫画の終盤みたいな展開に入ってしまいました。
コメディ調からシリアスへの垂直立ち上げっぷりが半端じゃありません。
先週までは「会社をやめた2号ライダーが再就職先を探す」みたいな話をやってたのに…
好意的に解釈すれば、転職と人類滅亡が同列に扱われるのは職業がテーマになっている仮面ライダーゼロワンらしいと言えなくもないかもしれません。
また、キラメイジャーは休止タイミングが追加戦士の登場と被ってしまいました。
休止直前に追加戦士がチラっとだけ顔見せ的に登場したのですが、その後すぐに総集編で放送枠の穴埋めをするようになったので、追加戦士が意味深に現れたけど何もしない人になってしまいました。
怪人と戦うよりもソーシャルディスタンスを確保することを優先する性格、なかなか主人公たちに声をかけられないシャイボーイという情報しかない状態がしばらく続いていましたが、今週になって主人公たちと合流できてよかったです。
追加戦士はクリスタリアという異世界の王族なんだそうです。
今までに登場したクリスタリア王族はマブシーナ、ガルザ、オラディンなど横文字の名前ばかりだったのですが、追加戦士の名前は「宝路(たかみち)」。
天皇家で言うと眞子様、悠仁様に混じってアンダーソン様がいるってかんじでしょうか。
っていうか異世界人の名前に漢字が使われてるのはおかしいような…
普通ならこういう違和感に対しては後で設定が語られるものですが、キラメイジャーは何の理由もなしにこういうことをやってきそうなロック感があるのでちょっと怖いです。