暴れゴリラ2忍法帖

現役女子高生未亡人が日々を綴ります

私の中の王子様回路が「ふん。おもしれー女じゃん。」と反応したのです

最近「22/7 計算中」というテレビ番組にハマっています。

22/7というのは二次元アイドルユニットの名前でして、「22/7 計算中」はCGで描かれた彼女たちが出演するバラエティー番組になります。

ちょっと絵面がイメージできなさそうなので画像を貼るとこんなかんじです。

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左のおじさんは22/7のメンバーではありません。

(MCを務めるお笑いコンビ『三四郎』さんです)

 

私はもともと声優バラエティ的な番組があまり好きではなく、「22/7 計算中」も好きになれないだろうと思っていたのですが、いざ見始めるとすごく面白くてまんまとハマってしまいました。

私が声優バラエティを嫌うのは「内輪の盛り上がりを重視する(と私は感じることが多いです)ユーモアセンスが肌に合わない」のが理由なのですが、計算中はメンバーのキャラ付けを知っていないと笑えないような文脈笑いの色はあまり強くなく、シーズン2から視聴を初めた私でもすぐに楽しむことができました。

ただ、「計算中は他の声優バラエティに比べて優れている!」と力強く宣言できないとも思っていまして、言ってしまうと二次元のガワを被っているから無意識のうちに採点が激甘になっているだけではないか?という疑念が自分の中にあります。

二次元コンプレックスという現代病理デビルガンダム細胞のように私の体をゴリゴリに蝕んでいるという自覚はありますので、計算中に関しては冷静な判断を下せている自信がないと言いますか…

2次元コンプレックスを拗らせていない人が見ても計算中は面白いのか、というのは気になるところであります。

 

 

ここからは余談なのですが、22/7のメンバーの中ではセンターを務める滝川みうさんが一番好きです。

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滝川さんの公式キャラ紹介を見ると「炭酸水には、いくつの泡があるんだろう。数えたことがあるんだ。言いたいことが言えない時って、そういう気持ちじゃない?」というポエム?が添えられています。

私はそういう文学的な素養があまりないため、ハッキリ言って何を言ってるのか全くわかりません

「そういう気持ちじゃない?」と同意を求められても…というかんじです。

このポエムがセンター試験の題材に使われていたら、私は大学に落ちていたと思います

 

しかし、計算中での滝川さんはこういう難解なポエムを詠む感じのキャラではなく、どうしてこの人はアイドルになろうと思ったんだろう?と思うレベルで暗い性格をしています。

その度を超えた暗さに私の中の王子様回路が「ふん。おもしれー女じゃん。」と反応したのです。

滝川さんは先週の放送では「無人島に一つだけ持っていくとしたら何?」という質問に対し、「これしか思いつかない…これがないとかなり困る…」と言いながら睡眠薬という回答をしていました。

睡眠薬に依存しているのは暗いと言うか精神疾患なので、さすが現代病理に罹患している層を狙い撃ちにしているユニットのセンターだけはあるなというかんじですね。