暴れゴリラ2忍法帖

現役女子高生未亡人が日々を綴ります

カボチャはチートって知ってますか?

こんにちは。

現役女子高生の突撃類人猿と申します。

 

突然ですが皆さん、カボチャはチートってご存知ですか?

カボチャはチートとは、食堂ミニゲームでの救済措置です。

 

私が大学に在籍していたとき、昼食はいつも生協食堂で食べていました。

 

生協食堂では好きな小鉢を組み合わせて自分のオリジナル定食を作るという「組み合わせは無限大!君だけの最強定食を見つけろ!」システムが全国的に導入されています。

その中でも、我が母校の食堂は健康的な食事をサポートするという名目で、レシートにちょっとしたミニゲームを仕込んでいました。

頼んだメニューに含まれる栄養素を赤(たんぱく質)・緑(ビタミン類)・黄(炭水化物、脂質)の3要素に分解して採点してくれるというミニゲームです。

 

私はミニゲームが解放されたら本編そっちのけでプレイするタイプです。

マリオRPGではスーパージャンプを100回成功させていますし、スト2ではファイターを倒した数より車を破壊した数のほうが多いくらいです。

私はサボタージュが病的に好きなサボタージェントルなので、本編をサボってプレイするミニゲームに強く心惹かれるのでしょう。

 

そんなサボタージェントルの私ですから、食堂のミニゲームにも案の定どハマリしました。

 

最初はなるべく健康的な食事をとることで赤・緑・黄の点数バランスを整えようとしましたが、これがなかなか難しい。

普通に食べると緑(野菜)が不足するので、かなり意識して野菜を食べる必要があるのです。

緑の推奨点数は1点ですが、ほうれん草のおひたしを食べても0.2点程度しかアップしません。

緑がアップしなさ過ぎて、ゲームバランスはロックマンX6並に崩壊しています

 

しかし、ゲームバランスが崩壊しているゲームには救済キャラがつきもの。

食堂ゲームにおいては、それがカボチャだったのです。

先ほど申しました通り、ほうれん草を食べても緑は0.2点しか稼げません。

他の野菜系小鉢もせいぜい0.4点程度。

しかし、カボチャを食べると一気に1.3点も稼げます

天のゼオライマーもビックリな強キャラっぷりです。

食堂ゲームにおいては、ハッキリ言ってカボチャ以外の野菜は食う意味がありません

 

私はこのゲームを極めるべく、連日連夜オリジナル定食の改良を続け、ついには食堂が推奨している栄養バランスを完全に再現したメニューに到達しました。

そのメニューは肉の代わりに牛乳、野菜はカボチャ、御飯の代わりにプリンみたいな、とんだディストピアで健康にいいとはとても思えませんでしたが…

(厳密には、ほかにもちょこちょこ小鉢をとって点数調整してた気がしますが、正確には覚えてません)

食堂が健康のために始めたミニゲームですが、私のやり込み気質が悪い方向に作用したせいで、逆に不健康な結果になったのは皮肉と言わざるを得ません。

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GGBって知ってますか?

こんにちは。

現役女子高生の突撃類人猿と申します。

 

突然ですが皆さん、GGBってご存知ですか?

GGBとは、私と同じアパートに住んでたジジイです。

 

私は大学生時代、格安のアパートに住んでいました。

不動産屋さんに「古いですけど、広さとか設備とか考えたら割安ないい物件ですよ!」とオススメされた物件です。

確かに不動産屋さんの言っていた通り、物件としては古い以外に特に文句のつけようのないアパートでした。

しかし、今なら言えます。

割安だったのは、決して古いからだけではなかったと…

 

アパートの朝は、木魚の音から始まります

アパートが墓地の横に建っているため、朝になると熱心なお坊さんが木魚ライブを始めるのです。

横にお墓があること自体は事前に知っていましたし、ひょっとしたら悪霊にうなされて眠れなくなってしまうかもしれないとは思っていましたが、まさか生きたお坊さんから安眠妨害されるとは思いませんでした。

いつの世も、本当に怖いのは幽霊ではなく人間なのかもしれません…

(熱心にお経をあげていたお坊さんは立派な方なので、批判する意図はありません。こういう光属性な行いは、私のような昼まで寝る闇属性には相性が悪いというだけです。)

 

また、私の部屋の隣には若い外国人の女性が住んでいました。

仮に彼女をジェシカさんとします。

ジェシカさんは赤毛が印象的な美人さんでした。

日本語がペラペラで、性格もあけすけだったので、とてもコミュニケーションがとりやすい好人物という印象です。

引っ越しの挨拶で始めて話したとき、こんな優しい人が隣なら安心だなと私は思いました。

 

しかし、ジェシカさんは毎日違う男を部屋に連れ込み、窓全開・声垂れ流しで性交渉をするような性にもあけすけな人でした。

ジェシカさんは赤毛のアンならぬ、赤毛のア~ン♡だったというわけです。

しかも、ジェシカさんが性交渉に興じているときは、隣の部屋から核実験でもしてんのかというくらいの爆音が鳴っていました。

私は性行為には明るくないので、地雷が設置されたベッドを使っているくらいしか性交渉中にあんな大音量がなる理由を想像できません。

 

とはいえ、ジェシカさんは話せばいい人ですし、こちらが窓を閉めれば対処できたので、妖怪ランクで言えばB級というところ。

そこまでの脅威度はありません。

アパートには、他の住民全員から恐れられていたS級妖怪が存在していたのです…

 

そのS級妖怪の名こそがGGB。

ジジイ・ゴキブリ・ブリーダーです。

 

GGBは一人暮らしのお爺さんです。

部屋のドアは常に開け放たれており、いつ見てもバカボンのパパみたいな恰好をしているという、仙人みたいな凄みを持った人物でした。

 

話は変わりますが、我らがアパートにはGがたくさん出ます。

住人たちはGに怯え、ドアの開閉は必要最小限にしていました。

しかし、先ほど書いた通り、GGBの部屋のドアは常に開けっ放し。

当然Gも入り放題なわけです。

 

私を含む他の住民がいくらGの駆除活動をしても、GGBの部屋に逃げられてしまうので、GGBの部屋はGだらけになり、G養殖所みたいになっていました。

憶測になりますが、あのアパートの家賃が安い理由の何割かは、GGBがGを養殖していたからではないかと思います。

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