日本で一番可愛い限界集落
今日は特に書くことが無いので昨日のことを書きます。
私の日記は時空を超越するのOKというルールでやっているので…
最近私は友人とネットラジオをやっています。
ネットラジオと言いつつ(面倒で)どこにも公開してないので、実際は雑談を録音しているだけですが。
なんてことない雑談を録音しているのって世界に私と友人のフリして大物に近づいて失言を引き出すスパイくらいではないでしょうか。
昨日のラジオでは「サンリオキャラクター投票」について語りました。
もともとは「おねがいマイメロディ」というアニメについて話をするつもりだったのですが、ラジオの相方を務める友人が「マイメロでたまにあるヒロインの恋愛描写に耐えられない…」と予想以上に気持ち悪いアニオタを拗らせたことを言い出したので、サンリオ繋がりということでキャラクター投票の話題にシフトした形です。
サンリオキャラクター投票は総投票数1400万票と膨大で、なんとワンピース人気投票の175倍もあります。
前回の衆議院選挙での立憲民主党の得票数が1100万票だったそうなので、サンリオが政界進出したら野党第一党になれる計算です。
今回の投票で優勝したのはシナモロールでした。
シナモロールの誕生は2001年なので、ティーンエイジ最後の年に1位を取れてめでたいですね。
ちなみに、サンリオは40年選手がゴロゴロいる日本で一番可愛い限界集落なので、勤続20年足らずのシナモロールは全然若手です。
しかし、若手とはいえシナモロールが10年以上も人気を維持しているのは凄いことです。
ラジオではシナモロールの人気の秘訣について議論が白熱しました。
もともとシナモロールは2001年当時人気だったお茶犬を打倒するために生まれたそうですが、2020年現在お茶犬は展開が終了してるっぽいので、打倒するどころか殺して納骨まで済ませたってかんじです。
お茶犬とシナモロールは何が違うのでしょうか。
私と友人は「コンテクストの有無」じゃないかと結論づけました。
お茶犬にはお茶+犬というコンテクストが乗っかってます。
「お茶」という概念を理解していない幼児や外国人は、お茶犬の可愛さを100%理解することはできないでしょう。
しかし、シナモロールはただの白い犬です。
何のコンテクストもありません。
誰でもその可愛さは理解できますし、コスプレをさせたりすることで可愛さにバリエーションを持たせることもできます。
ここが最も大きな違いなのではないでしょうか。
20年の長きに渡り愛される秘訣は、真っ白なキャンパスのようなプレーンさにあると私は睨んでいます。
他ならぬサンリオの棟梁であるキティさんがそのプレーンさを売りにあちこちでコスプレしてコラボしまくっているので、あながち間違いではないと思います。
ジーコサッカーはSEGAの主力IPと同レベルのビッグタイトル
ジーコサッカー界隈で新たな事実が発覚したようです。
知らない方のために簡単に説明しますと、その昔「SM調教師 瞳」というエロSFCソフトがありました。
SFCでエロゲームが遊べるというプレミア感から、25万本売れたらしいです。
25万本といえば2020年で言うと「龍が如く 7」と同じくらいの売上になるため、ジーコサッカーはSEGAの主力IPと同レベルのビッグタイトルということになります。
しかし、「SM調教師 瞳」はガチのエロ描写があるため任天堂不認可の違法改造ROMとしてしか出回らなかったとのこと。
改造ROMということは当然改造の元となるROMが必要になるわけで、そのときに白羽の矢が立ったのが人気がなさすぎて中古ショップに出回りまくっていた「ジーコサッカー」というわけですね。
そういうわけで、インターネットでは「ジーコサッカー」=エロゲーというジーコが法的措置に出てもおかしくないレベルで失礼な新常識が生まれてしまった…というのが今までの通説でした。
しかし、今月発売のゲームラボによるとこの説には間違いがあって、実際は卸問屋が「ジーコサッカー」の新品ROMを「SM調教師 瞳」の発売元に横流ししていた、というのが真実だったそうです。
(実際にゲームラボの記事を読んだわけではなく、ネットでの伝聞情報なので正確ではない可能性が高いです)
それが本当だとしたら、ジーコサッカーというのは任天堂の審査を通して改造元ROMにするためだけに開発されたゲームだという可能性もありそうです。
つまり、ジーコサッカーはサッカー少年が拉致洗脳されてSM調教師になってしまったわけではなく、最初からSM調教師になるために生を受けた少年が片手間にサッカーしてただけだった?
どちらにせよ、ジーコはブチ切れていいということに変わりはないですが…