このブログと何が違うんだよ
学生時代の友人とオンライン飲み会というものをしました。
オンライン飲み会に参加したのは初めてです。
私は酒が苦手なので、乳酸菌飲料をコップに注いで飲むことで酒を飲んでいるように見せかけようと画策したのですが、「そんな色の酒はない」と早々に看破されてしまいました。
(酒を飲んでいなかったことについて腹を立てられたりはしませんでしたが)
遊戯王20周年記念展で買ったジャック・アトラスのコップを見せびらかしたいという気持ちから、チラチラとコップをフレームインさせていたのがよくなかったですね。
久しぶりに会った友人たちには「お前は『にじさんじ』に入れば成功しそう」と言われました。
Vtuberのことはあまり詳しくないのですが、飲み会のときに聞いた限りでは『ホロライブ』という集団に属している人たちはアイドル的な売り方をしていて、『にじさんじ』は異常者集団なんだとか。
遠回しに異常者呼ばわりされた形になりますが、以前の友人たちは面と向かって異常者呼ばわりしてきていたので、社会人になって彼らも丸くなったのかもしれません。
個人的な印象として、Vtuber(というかYoutuber全般?)はあまり好きではありません。
そんなにたくさんの動画を見ているわけではないので間違った印象かもしれませんが、一生懸命に「盛り上げよう」「気の利いたことを言おう」としているのが伝わってくるところが好きではないのかなぁと自分では思っています。
一生懸命に気の利いたことを言おうとするってこのブログと何が違うんだよって感じですが…
まぁでも私の座右の銘は「自分だけは特別」なので自己矛盾は起こしていないかと。
自己矛盾さえ起こしていなければ人間は機嫌よく生きていけるのでオールオッケーです。
キムチのオマケにラーメンがついてくる
1年前にメンタルをやって以来、疲れると味覚が鈍り何を食べても味がしなくなるときがあります。
最近はメンタルがある程度復調してきてるのになかなか治らず、割と困っています。
「特に味覚がね… ダメなんだよ…」と言えば劇場版ナデシコのアキトのモノマネが成立するというメリットも一応あるのですが、ガチの精神疾患だからかモノマネしても誰も笑ってくれません。
こういうときこそ周りには笑ってほしいんですけどね。
そういうわけで、今日も味覚がなくなりました。
こういうときはいつも来々亭で旨辛麺を食べることにしています。
来々亭の旨辛麺は「辛」が全力で主張してくるせいで「旨」が消息不明になってるかんじの味をしていて、味覚が多少アレでも食ってる実感を得られるのです。
人にこのことを話すと「死に体の味覚にムチを打ってるだけ」「仮面ライダーオーズに出てくるアンク(怪人)が似たようなこと言ってた」「そんな新兵訓練みたいな方法では味覚は取り戻せない」などボロカスに言われるのですが、食を楽しむのはストレス解消のために大切なのでやむなしかと。
しかし、今日は来々亭ではなく別のラーメン屋に行きました。
ラーメンは普通の味なのですが、テーブルに置かれた食べ放題のキムチが非常に美味な店です。
キムチのオマケにラーメンがついてくるってかんじですね。
来々亭に代わりこのキムチ店を選んだのは、数日前に店の前を通ったとき「鬼ラーメン」という激辛ラーメンの新発売を告知するポスターが貼ってあったのを見かけたからです。
鬼滅の刃に雑に乗っかったネーミングから長く続ける気はないという店の気持ちが読み取れたので、なくなる前に食べておこうと思ったわけですね。
実際食べてみると案の定あんまり美味しくなかったわけですが、味覚を失った私でも味が感じられる程度には辛かったので、まぁ当初の目的は達せたかなぁというかんじです。
鬼滅と無断コラボしている商品に対しては低クオリティを期待している部分もあるので、そういう意味では割と期待どおりと言えるかもしれません。
ボトルマンと死んだ不死鳥と蒸発した炎呪
タカラトミーの新ホビー「キャップ革命 ボトルマン」が発表されました。
ビー玉ではなくペットボトルの蓋を飛ばすビーダマンってかんじのオモチャです。
ビーダマンは全力で締め撃ちすると普通に痣が残るレベルで怪我をして危なかったですし、最近はビー玉そのものをほとんど見ませんし、ビーダマンのままでは令和の時代に合わないという判断なのかもしれません。
その点ペットボトルの蓋は軽量安全かつ入手性も高いので、新時代の弾丸としてはこれ以上ないですね。
軽いぶん回転をかけての曲げ射ちもより派手になり、今までにない遊び方ができそうです。
私はいま28歳なので、スーパービーダマンとか爆外伝とかを見て育った世代になります。
スーパービーダマンは今でも「ワイのワイルドワイバーン」の画像などでたまに見かけますね。
また、主人公の使うビーダマンである「ファイティングフェニックス」は、平成30年あたりにboketeでもちょっと話題になりました。
今もgoogle検索するとサジェストに「ファイティングフェニックス元年」という候補が出てきます。
1年ほど前に漫画版が全巻無料配信されていたので、それで触れた人も多いかもしれません。
(私もそのときに久しぶりに読み返しました)
そんなわけで今も愛されている?スーパービーダマンですが、私にはちょっぴり苦い思い出があったりします。
私は 新元号 ファイティングフェニックスのオモチャを持ってました。
ファイティングフェニックスには締め撃ちというギミックが搭載されています。
背中についている灰色のウイングを下げるとビー玉発射口の爪(黄色い部分)が締まり、射出に必要な力が大きくなる代わりにビー玉の威力がアップするという機構です。
自分のパワーがビー玉のパワーに変換されるのがカッコよくて気に入っていたのを覚えています。
しかし、ある日の父が悪ふざけでウイングを8時20分くらいの角度まで下げてしまった結果、爪が締まりすぎてビー玉が発射できなくなり、私のファイティングフェニックスは死んだ不死鳥になってしまいました。
当時は非力な子供だったのでビー玉を発射できなくなりましたが大人になった今なら発射できそうな気もするので、実家の蔵からファイティングフェニックスを蘇らせ、令和キッズのボトルマンを圧倒的パワーで蹴散らすというホビーアニメによく出てくる子供相手にガチで勝ちにくる大人(しかも負ける)のロールプレイでもして楽しもうかなと思います。
あと、世代的には私はスーパービーダマン世代なのですが、一番思い入れがあるのは「B-伝説!バトルビーダマン 炎魂」だったりします。
炎魂は従来のビーダマン本体の進化に加え、ビー玉も進化させることをコンセプトとした作品でした。
ストライクショットと呼ばれる特別なビー玉を主人公たちが追い求めるのが話の大筋になります。
ストライクショットにはタイヤ状のグリップがついていて回転力に優れるドライブ弾や、偏心していてジグザグの挙動を描くランダム弾、ただの鉄球のメタル弾など様々な種類があり、そのバリエーションで楽しませてくれました。
しかし、ビー玉を進化させるという新機軸はビーダマン本体の進化が煮詰まっていたという証左でもあり、実際このシリーズでは最終的にデジタルビーダマンというラジコン操作のビーダマンが登場します。
ビーダマンの面白さはビー玉を自らの手で打ち出す感触にあると思うので、デジタルビーダマンは和菓子を期待したらシュークリームを出された的なコレジャナイ感を個人的には抱いてたりします。
しかし、炎魂はデジタルビーダマンのしょっぱさを跳ね除けるくらいドラマが熱かったので、私は大好きです。
全体的に男臭いバトルが多いのですが、中でも熱いのが炎呪Vs.アキュラスでしょうか。
炎呪は主人公のライバルでダークヒーロー的な立ち位置の男です。
人格的には、ベジータがブルマを寝取られたらこんなかんじになるかなというスレ具合の無頼漢でした。
一方アキュラスは無口な天才キャラ。
アキュラス自身は何も喋らず、相棒の犬が喋ることで他者と意思疎通を取るというミステリアスな男です。
同時期のワンピースに似た設定のキャラがいたような気がしますね。
試合の展開はだいたいこんなかんじです。
- 10回相手にビー玉を当てたら勝利というルール
- 試合は終始アキュラス優勢で進み、そのスコアは9対0まで開く
- 炎呪はこのまま負けるわけにはいかないと渾身の力で爆炎を纏ったシュートを発射し、アキュラスから1ポイントを奪取
- しかし、爆炎を起こした反動で炎呪は蒸発してしまう…
ビーダマンで爆炎なんて起こるわけないだろというツッコミは野暮ってものですが、自分の炎で自分が蒸発するのは流石にツッコミを入れたくなりますね。
しかし、それぐらい決死の覚悟で攻撃をしたということでもあり、私の中ではこのシーンはツッコミ所がありつつも真っ当に熱いシーンとしてカテゴライズされています。
(炎呪は後に生きていたことが発覚しますが、炎呪がコミュ障なので理由は誰も聞き出せませんでした)
他にも熱いシーンが目白押しなので、みなさんも機会があればぜひ視聴してみてください。
(U-NEXTで見れます)