仮面ライダーvs板
仮面ライダージオウの映画を見てきました。
天気の子がなかなかのハチャメチャ映画だったらしいですが、確実にジオウの映画のほうがハジケてたと思います。
序盤はパパイヤ鈴木が野生ポケモンみたいなノリで唐突に襲いかかってくるところくらいしかハジケはありませんでしたが、終盤は劇場版ボボボーボ・ボーボボなんじゃないかというレベルのルール無用っぷりでした。
ネタバレにならない範囲で語りますと、今回は平成ライダー全員集合からのライダーキックのつるべ打ち展開が一味違います。
(キックのつるべ打ちは映画の度にやっているのでネタバレにはあたりません)
全員集合した平成ライダーに対抗するためにラスボスが巨大化するのですが、その武器がなぜかなんの変哲もない板なんですよね。
しかし、単純にデカイのでライダーたちは板に大苦戦します。
板に苦しめられるライダーってなかなか見られないシュールなシーンでした。
ですが、ライダー達もやられっぱなしではありません。
連続キックで板を突き破ったのです。
そして、キックによって板に開けられた穴は、なんと「平成」の形になっていました。
そのシーンは構図も含め、完全にコレの再現。
ラストのキックシーンでコレをやるって完全にハジケリストの発想ですよ。
まさか、こんな形で平成を総括してくるとは…
予想外過ぎて大興奮してしまいました。
勿論、全然かっこよくはありませんでしたが…
しかし、こういうことをする突拍子のなさはライダーの魅力でもあります。
令和の時代でもハジケを貫いてほしいですね。