「HELLO WORLD」はヒロインが可愛いことが最も大切な映画だと思いました
- 「HELLO WORLD」というプログラミング教本で最初に紹介されるサンプルコードみたいな名前のアニメ映画を観てきました。面白かったです。
- 「ラスト1秒に衝撃の展開が!」みたいな煽り文句で宣伝されていましたが、衝撃の展開みたいなビックリギミックよりも王道な青春SFとしての魅力のほうが私には刺さりました。ボーイミーツガール大好き。
- 流行っているネットスラングを使うのはあまり好きではないのですが、主人公とヒロインのベストカップルっぷりは「尊い…」としか言いようがありませんでした。抱けーっ!
- 私のように、若い子がイチャイチャしてるのを見るのが好きな気ぶりジジイには文句なしにオススメの映画です。
- 「HELLO WORLD」の凄いところは、観客がヒロインのことを好きにならないとちっとも物語に入れ込めない構造になっているところだと思っています。
- この映画は大雑把に言うと「主人公が愛するヒロインのためにあれこれ頑張っちゃうぞ!」っていう筋書きで進行します。主人公の行動原理は「愛」の一言のみです。
- この話の運び方は、観客が少しでも「なんで主人公はそんなにヒロインのことが好きなの?」と疑念を抱いてしまうと主人公にちっとも共感できなくなっちゃう危険性があると感じました。観客を全員ヒロインの虜にする自信がないとできない大胆な作風です。
- しかし、ヒロインはそれだけの大役を任されるに足るキャラクターでした。要するに、めちゃくちゃ可愛い。高潔で、嫌味なく、可愛げもあって、「そりゃ好きになっちゃうよ」という感じです。死角がない8wayショットヒロイン。
- 映画を観るついでに、お気に入りのラーメン屋にも行っちゃおうと思っていたのですが、潰れてました。
- その店は「味の濃いスープを客が好きなだけ出汁で割る」という独自スタイルでやっていました。私はスープを出しで割らずにそのまま飲む「背徳スタイル」が大好きだったので、潰れてしまい非常に残念です。