童貞の30歳
今日は私の誕生日です!
なので、今日の日記には下品なことを書きます!
いいですね?
いいでしょう!
誕生日は何やってもOKなんです。
そういうわけで、私、本日をもちまして30歳になったんですよ。
それもただの30歳ではありません。
なんだと思います?
そう!童貞の30歳です!
童貞のまま30歳になるのはそんなに難しくありませんでしたね。
私はもともと非モテの暴走機関車と呼ばれるほどモテませんし、20代後半は鬱で性欲が減退していましたし、スムーズに30歳童貞に入ることができました。
30歳童貞といえばアレらしいじゃないですか。
一説によると魔法使いになれるんだとか。
私も魔法使いの仲間入りです。
とりあえず、朝起きたらすぐに「飛べ!」と念じてみましたよね。
飛べませんでしたが。
朝は調子が悪かったのかなと思って帰社後に「破ッー!」と法力僧の気合の入れ方で飛ぼうとしてみたりもしました。
やっぱり飛べませんでしたが。
おかしいなぁ。
ちゃんと童貞のはずなんだけどなぁ。
そういうわけで、今日は一日「俺は30歳童貞だぞ!お前らセックス猿とは違うんだ!」という気持ちで仕事をしていました。
そうすると、いつもは仕事をするとヘロヘロになってしまうところ、不思議と今日は力強く前を向いて仕事ができた気がします。
ひょっとしてこれが私の魔法…?
非童貞を見下すと少しだけ元気が出るのが私の能力<ちから>?
なんて人を幸せにしない魔法でしょうか。
僕は闇の側の魔法使いなの?
結局魔法が使えるのか使えないのかはよくわかりませんが、ひとつだけ確かなこともあります。
それは私は今日ジムに行ったということです。
偉い!
誕生日だからと怠けてしまいそうなところをちゃんとジムに行くなんて偉すぎる!
これはもう偉いどころの騒ぎじゃありません。
エラスムスですよ。
デジデリウス・エラスムス (1466-1536)
あまりにエラスムスだったので、ご褒美に晩飯は焼き肉に行きました。
ジムで鍛えている最中に急に「焼き肉行くか!」と思い立ち、その足でそのまま向かったので上下ジャージに手ぶらで一人焼き肉です。
立派な怪人ですね。
ですが安心してください、私は怪人ではなく魔法使いです。
闇の者疑惑がありますが…
私としてはこの能力<ちから>は正義のために使っていきたいところです。