トマソンモンスターって知ってますか?
こんにちは。
現役女子高生の突撃類人猿と申します。
突然ですが皆さん、トマソンモンスターってご存知ですか?
トマソンモンスターとは、海の水です。
私は遊戯王カードが好きです。
対戦相手がいないため、1人で2つのデッキを使って決闘する1人闘いの儀しかしていませんが、それでも好きなのです。
そんな愛しさと切なさと遊戯王カードですが、私にはお気に入りのカードがあります。
それが「アトランティスの戦士」です。
「アトランティスの戦士」は「伝説の都 アトランティス」というカードをサーチする効果を持ったモンスターです。
一見何の変哲もないモンスターですね。
しかし、彼には一つ大きな秘密があります。
それは、彼のサーチ先である「伝説の都 アトランティス」というカードは存在しないということです。
彼は存在しないカードをサーチするトマソンモンスターなのです。
実は、厳密に言うと「伝説の都 アトランティス」というカードは存在します。
ただ、カード効果に書かれている通り、このカードはルール上「海」として扱うんですよね。
「海」としても扱うではないところがミソです。
「海」としてしか扱われないので、「伝説の都 アトランティス」とは扱われず、結果「アトランティスの戦士」ではサーチできなくなり、トマソンモンスターが爆誕してしまったというわけです。
まず間違いなくこの現象はKONAMIが意図したものではないため、「アトランティスの戦士」のトマモン化はKONAMIのうっかりに全責任があると言っていいでしょう。
実際、KONAMIは「アトランティスの戦士」に対して救済を行っており、
「『伝説の都 アトランティス』は『海』として扱うが、『アトランティスの戦士』の効果発動時のみ『伝説の都 アトランティス』としても扱う」
というマトリョーシカみたいな特殊ルールを発表しています。
また、KONAMIはすぐにうっかりするため、他にも特殊ルールは50個近くあります。
ルールブックに記載されていない特殊ルールが多すぎるのは、ハッキリ言ってカードゲームとして重大な欠陥だと思うのですが、そのへんの大らかさも遊戯王の魅力なので私は気にしていません。
あと、余談ですが、「アトランティスの戦士」は戦士を自称していますが、実際は戦士族ではなく水族です。
そのため、彼を「アトランティスの戦士」ではなく「海の水」と呼ぶ、心ない遊戯王プレイヤーもいます。
トマソン化は悲しいことです。
私も何で給料貰えてるのかわからないトマソン社員なので、「アトランティスの戦士」の気持ちはよくわかります。
皆さんも、このブログをお友達にも教えてあげて、このブログがトマソン化しないようにしてくださいね。