魔女の旅々/100万の命の上に俺は立っている/キングスレイド 意志を継ぐものたち/ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-の感想
アニメの感想を書きます。
【魔女の旅々】
魔女が世界を旅しちゃうぞ!って内容です。
1話は主人公が魔女になるまでの話が描写されました。
師匠とのやりとりがいいかんじにおねロリしててよかったと思います。
もう師匠は出てこないっぽいのが残念ですが。
【100万の命の上に俺は立っている】
現実世界ではいけてないかんじの主人公がファンタジーRPG風の世界に転移して、「この世界はあのクソみたいな街(東京)と違って最高だぜ」と粋がる王道増長ファンタジーです。
クラス内ヒエラルキーが低かった主人公が、同じく転移したクラスメイトに対して「お前は足手まといだから街でおとなしくしてろ」と言うようになるのは、清く正しい日陰者中学生の妄想って感じでいいんじゃないでしょうか。
もちろん私も中高生のころは似たような妄想をしてましたし、なんだったら今も上司をボコボコに論破する妄想とかよくしますし。
ただ、このアニメはそういう陰の気の源泉かけ流し状態なので、ちょっぴり見ててキツイかもしれません。
【キングスレイド 意志を継ぐものたち】
中世風の世界でカッチリしたファンタジーをやってる印象です。
主人公は正義に燃える新人騎士、無能な大臣たち、王室に取り入り謀反を企てるダークエルフ、主人公にいいかんじのことを言うけどそのあとすぐ死ぬ先輩騎士など、最近のゲームっぽいファンタジーではなく古典的ファンタジーのノリでやっていくようです。
ただ、そんな硬派な世界観なのにシスターが胸の部分だけ不自然に布がない服を着ているのはちょっぴりシュールでした。
硬派ファンタジーと商業主義の捻じれが垣間見えますね。
ニチアサ特撮で脈絡なくパワーアップアイテムが登場するのと少し似てます。
【ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-】
兵器が廃止され、ヒプノシスマイクといういいかんじにラップすると敵が爆発するマイクを使ってケンカするようになった世界が舞台です。
この世界ではヤクザが敵を取り囲んで「てめぇらやっちまえ!」的なことを言う展開になった場合、ヤクザたちが懐から取り出すのは拳銃ではなくマイクというわけですね。
兵器が廃止されたから代替手段としてマイクを使うのはわからなくもないのですが、悠長に歌ってるヒマがあればそのまま多人数で囲んで殴ればいいじゃんというシーンも非常に多かったですし、そもそも武器を廃止したけど爆発起こせるマイクが普及して余計に治安が悪くなってますし、たぶん見るときはIQを半分まで下げたほうが楽しめる類のアニメなんだと思います。
私はラップはあまり聞いたことがなかったのですが、なかなかカッコよくていいなぁと思っております。