暴れゴリラ忍法帖

現役女子高生が日々を綴ります

男の戦いって知ってますか?

こんにちは。

現役女子高生の突撃類人猿と申します。

 

突然ですが皆さん、男の戦いってご存知ですか?

男の戦いとは、電車でウンコを我慢することです。

 

中学生のとき、塾の先生に問われたことがあります。

「君たちは人生で死ぬほど頑張ったと胸を張って言えるほど努力した体験はあるか!?今こそが男の戦いだと感じたことはあるか!?」

私は基本的にしらけ世代なのでこの言葉を言われたときはピンときませんでしたし、このご時世に男だ女だ言うのはコンプライアンス的にリスキーなんじゃないかと思っただけでした。

 

時は流れ、私が大学生になったときです。

私は実家を離れて大学の近くに一人暮らしをしていました。

しかし、時たま家業の手伝いを父親から依頼されることがあります。

そのときは片道1時間の特急電車(+こまごまと乗り換え)に乗る必要がありました。

 

腹に爆弾を抱えた下痢人類にはあるあるネタでしかないのですが、駅と駅の間隔の長い電車というのは21世紀のバスティーユ牢獄です。

仲間の情報を洗いざらい吐いても続けられる無慈悲な拷問のようなものなのです。

 

私が実家に帰る場合は特急電車での便リスクを考慮して、かなり早めに起床して、早めの電車に乗り、いつ便意が来ても後の先で動けるように備えています。

もちろんその日も early do, no shit <漏らさぬが仏> な行動を心掛けていたのですが、その日のもう一人の僕(便意)は少々狂暴でした

全く便意を感じていない状態で駅を通過した直後、ドアが閉まった瞬間にマックスボルテージで襲ってきたのです。

 

このとき、確かに私は男の戦いのゴングを聞きました。

「そうか、今がその時なんですね、先生」

人生最大の戦いが始まったという確信がそこにはありました。

 

戦いは熾烈を極めました。

まず、便意の極みで座席に座っていられなくなりました

突然無言で席を立つ私を怪訝そうに見つめる隣の席の人の顔が今でも忘れられません。

 

次に、脂汗がにじんできました

ヨッシーアイランドでワタボーに触れたときみたいに視界がグチャグチャになって前が見えなくなり、さっきは座っていられなかったのに、今度は立っていられなくなりました。

立ったり座ったりする私を、車両中の人が怪訝を通り越して怯えた目で見ていたのを覚えています。

苦しむ人間を真っ先に見て出てくる感想は「怖い」なのです。

 

そんなこんなで私は脂汗をにじませながらしゃがみ込んでいたのですが、ついに戦いに決着が訪れました。

次の駅に着いたのです。

目的の駅ではありませんでしたが、そんなことは「きのこの山たけのこの里」くらいの些事です。

 

私は男の戦いへの勝利を確信しました。

私は実家までの駅のトイレの位置はすべて把握しているので、あとはトイレに行くだけです。

私は走りました。

大便器が空いていない可能性もありましたが、「そのときは小便器にすればいいだろ」とか考えていた記憶があります。

今思うと完全に異常者の発想ですが、そのくらい追い詰められていたのです。

 

幸い、大便器は空いていました。

純度100%の「嬉しさ」を感じたのは後にも先にもこれが初めてです。

しかし、これがいけませんでした。

嬉しすぎて肛門が緩んで、個室に入ってズボンを下した瞬間に私の茶色い火山がボルケーノしたのです

 

ズボンは降ろしていたので無事でしたが、残念ながらパンツはワンパク坊主が全力で泥遊びしたあとみたいになっていました。

ズボンは守りましたが、パンツは守れなかったのです。

私の男の戦いは、引き分けってところでしょうか

 

しかし、今になれば引き分けという結果は悪くなかったと思っています。

私は男の戦いに勝利した者の誇りも、敗北した者の優しさも知ることができたのですから。

両方を経験した私は無敵です。

たとえ上司に怒られても、「ウンコも漏らしたことない下郎がピーチクパーチク吠えておるわ」くらいにしか感じないので平気へっちゃらになりました。

みなさんも仕事に悩むお友達がいたら、このライフハックを教えてあげてはいかがでしょうか。

インドに行くよりもお手軽に人生観を変えれますよ