無人島シミュレーションって知ってますか?
こんにちは。
現役女子高生の突撃類人猿と申します。
突然ですが皆さん、無人島シミュレーションってご存知ですか?
無人島シミュレーションとは、暇つぶしの妄想です。
みなさん、妄想してますか?
妄想の中ではアイドルとラブラブになってもいいし、、世界を救うヒーローになってもいいし、気に入らない奴を半殺しにしてもかまいません。
妄想は元手のかからない、最高にリーズナブルな趣味なのです。
私もいつも寝る前に、自分が主人公の探偵物語を妄想しています。
※探偵物語
うだつのあがらない探偵を主人公にした自作の妄想物語
主人公は頼りないオッサンだが、その実態は異世界から召喚された伝説の傭兵で、変身して戦う仮面探偵でもある
美少女中学生が探偵事務所のアルバイト助手をしていて、推理は助手に任せっきり
主人公は自分という設定
自分を主人公にした妄想は誰でもしているかと思いますが、私くらいの妄想代理人になると、他人を巻き込んだ妄想もします。
その中でも最もわかりやすいのが無人島シミュレーションです。
この妄想では、学校のクラスや部活動、職場など、自分が属するコミュニティのメンバーで無人島サバイバルしたらどうなるのか、をシミュレーションします。
自分はもちろん、周囲のキャラクターも掴んでいないとできない妄想上級編です。
コイツは食料を発見してもみんなに報告せずに一人占めしそうだとか、コイツはすぐに発狂して殺人に走りそうとか、コイツは最後の最後に古代遺跡の暗号を解読しそうだとか、そういう楽しみ方をします。
私がこの妄想を始めたのは中学生の頃でした。
当時の私は「クラスの連中はバカばっかり。先生もバカ。自分だけは特別な存在。」と思っているような典型的なクラスの暗部だったので、シミュレーションの内容も当然そんなかんじになります。
・無人島の環境の厳しさに真っ先に教師が死亡、クラスのリーダー的存在も偉そうなだけでサッパリ役に立たない。
・一方、私は持ち前の知識と行動力で周りを生還に導き、周囲からは頼られ、当然女子にはモテモテ。
暗い中学生の本領を存分に発揮しすぎていて、今思い出しても戦慄するレベルですが、当時はマジでこんな妄想をしていました。
中学生の皆さんは、クラスの隅っこで本を読んだり寝たふりしているクラスメイトには気をつけましょう。
その脳内ではあなたが役立たずにされている可能性が極めて高いです。
そんなダークネスジュニアハイスクールスチューデントだった私ですが、高校生になったあたりから、「いかにして生き残るか」というポイントを重視するようになってきました。
高校生になっても闇属性は絶賛継続中だったのですが、さいとうたかを先生の「サバイバル」という漫画を読んだ影響から、中学生のころに比べたらやや前向きな方向にシフトしています。
大学生になると、私はギャグキャラになることで生存を図ろうとするようになりました。
これは、マジンガーZで言うとボス、キン肉マンで言うとキン骨マン、幽遊白書で言うとジョルジュ早乙女のように、コメディリリーフに徹すれば死なない!という現実と漫画を混同した理論に基づいています。
このときの妄想では、私はみんなが真面目に生存のための会議をしている横でチョウチョを追いかけたりしていました。
当時はそれが生存戦略だと思っていましたが、今思えば無人島という極限状況で気が狂ってしまった人そのものだったかもしれません。
そして、現在は社会人になりましたが、もう生存すらどうでもよくなって、周囲の人間を一人残らずぶっ殺そうとして、ヒーローに阻止されるという内容になりました。
一応弁明しておきますが、職場の人が嫌いとかではなくて、周囲の人が誰も悪役にならなさそうなので、どうせなら自分が悪役になってムチャクチャにして妄想を盛り上げたい、という心境です。
本当です。
無人島シミュレーションは本当に楽しいですし、周囲の人を理解するのにも役に立つかもしれません。
皆さんの寝る前の妄想のラインナップに加えてみましょう。
お友達にこのブログを教えてあげて、「確かにこの人痴情のもつれでトラブル起こして最終的に無理心中にまきこまれそう~!」みたいに一緒に妄想して盛り上がるのも一興ですよ!