限界の向こう側って知ってますか?
こんにちは。
現役女子高生の突撃類人猿と申します。
突然ですが皆さん、限界の向こう側ってご存知ですか?
限界の向こう側とは、私が気軽に覗いているらしい世界です。
先日、友人が私の家に止まりに来ました。
基本的に私はツンケンしてる割に人懐っこいという、典型的な総受けタイプなので、こういった友人との触れ合いは嬉しいひと時です。
しかし、友人曰く私の家には限界が溢れているそうで、人間らしい生活ができていないと指摘を受けました。
「生活感はあるが、生活しているのは人間ではないという印象を受ける」とのことです。
友人に言われたことを列挙すると
「ゴムがビロビロのパンツをいつまでも使うな」
「信じられないくらい歯ブラシの毛先が開いてる」
「なんで箸が半分に折れてるんだ」
「アイロンとかドライヤーは無いのに、ストローが500本もある意味がわからん」
「手に入ったシールをなんでもかんでも冷蔵庫に貼るな」
「『だって愛してる』の1巻が3冊もあるのはなんでだ」
「壁に島本和彦の名言を貼るな」
「床にプラモを直置きするな」
「靴箱の中にプラモを入れるな」
「食器乾燥機の中にプラモを入れるな」
などです。
どれもこれも私にとっては理由のあることで、自分の家で何をしようが自分の勝手だと思っているので、私は彼の指摘を聞き入れる気はありません。
彼も私のそういう性格はよくわかってるので、まぁ言ってしまえば一連の会話は馴れ合いのプロレスみたいなものです。
私たちはプロレスでしかコミュニケーションが取れない悪魔超人タッグというわけです。
ちなみに、プラモを食器乾燥機に入れてるのは塗料がよく乾くからです。
なんだかんだ楽しい時間はどんどん過ぎていき、風呂に入る時間になりました。
彼は風呂に入ってしばらくたったあと、
「シャンプー切れてるぞ」
と風呂場から声をかけてきました。
なので、私はこう答えます。
「容器に水入れて振った後、それを頭に垂らせばまだ泡立つから使える」
友人はこう返してきました。
「それはいくらなんでも限界の向こう側だろ」
私も、我ながらコレはちょっとなかったかなと思います。
基本的に友人からの意見は全て無視することにしていますが、今回ばかりは彼の言うことに分がありました。
私は、知らず知らずのうちに限界の向こう側を覗いてしまっていたのです。
人の道を踏みはずし、魔道に堕ちそうになっていた私を救ってくれた彼には感謝しています。
皆さんも、お友達は大事にしましょう。
特に大事なお友達には、プレゼントや言葉などで親愛の情を示すのも大切ですよ。
あと、私への親愛の情は広告収入という形で示してくださればけっこうです。